KEN | ALOHA Life in Hong Kong

KEN

香港も先週末から気温が下がり始め
ダウンを着込むほどの冷え込みです。
日曜日の夜に発熱してしまい
昨日までsick leaveを取ってました。
 
 
突然ですが...
先週の土曜日12月16日 17:20
KENが虹の橋を静かに渡りました。
14歳と16日の犬生でした。
 
 
9日から入院し治療をしていましたが、
すでに食事が取れなくなってしまい
経鼻チューブでの給餌を提案されたものの
これ以上苦しい思いは...と思い
その治療法は断念しました。
 
 
KENの担当Dr.ではないDr.からは
「安楽死も視野に入れて」と言われてしまい
どうすべきなのか本当に悩みました。
 
 
KENの痩せた身体を撫でながら
「ツラいならガマンしないでね、
ママの心配はしなくていいんだよ。」
 
そう話すとKENは私を真っ直ぐ見つめ
突然自力で立ち上がり
それまでずっと食べなかったのに
急にクッキーやドッグフードを食べ始め
コレには私もDr.やスタッフもビックリ。
 
この姿を見て「安楽死」は止めよう
そう心に決めDr.にも伝えました。
 
今思えば私にツラい選択をさせないよう
最後の力を振り絞って
「ママ〜ボクは大丈夫だよ!」って
元気な姿を見せたのかもしれません。
 
 
 
土曜日の午前中、様子を見に行くと
血液検査の数値もよくなってきたので
退院してもいいですよと言われたものの
かなりの冷え込みだったこともあり
大事をとって月曜日に退院を延期。
 
ちょっとホッとした私は
「KENちゃん、ママ夜また来るね」
 
まさかこれがKENと交わした
最後の言葉になるなんて...
 
 
 
夕方クリニックから電話があり
KENが突然crampを起こし心停止したと
Dr.が救命措置をしてるからと言われ
すぐに駆けつけましたが
間に合いませんでした。
 
 
キミを1人で虹の橋渡らせてしまった...
ゴメンね、ママ間に合わなかったよ。
 
 
今頃KENはママのパパと一緒かな?
 
ウチの父親のことだから
「酒田の健治です、香港のKENくん宜しく」
なんて声をかけてるに違いない。
 
 
 
24日の11:30〜KENの火葬になりました。
 
24日は元夫との結婚記念日。
離婚して以降、毎年この日は
「我が人生の選択を誤った日」と
イヤな気分で過ごしてきました。
 
しかしこれからは16日同様、
24日もKENを偲ぶ日に変わります。
 
最後までママ思いのKENちゃんだわ...
 
 
 
キミが渡った虹の橋の向こうへは
残念ながら片道切符しかない。
でもママはまだその切符を貰えないから
貰ったらすぐにキミの元へ行くね。
 
 
今になって思うと
香港に来るコトになった理由
それは元夫との結婚ではなく
キミに会うためだったのかもしれないね。
「ママ〜ボクはココにいるよ!」
そう言って呼んでくれたんだね...きっと。
 
 
 
14年と16日
KENと一緒に過ごした日々は
決して忘れません。
 
 
お空の上から
ママのこと見ててね。
 
ママもKENに恥ずかしくないよう
生きていかなくちゃだね。
 
 
 
たくさんの愛をありがとう。
 
 
 
 
I Love You KEN
 
 
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