2024年11月3日、4日
アスワン滞在中夜涼しくなってから付近をぶらぶらしました。
屋台で野菜、果物、お菓子も売っていた。
歩行者天国のスーク通りを歩いていると通りかかりの子供が外国人と見るや条件反射的に「ハロー」と声をかけていた。東洋系の人間に対しては、中国人観光客が多いのか、「你好」とも声をかけていた。相手かまわず気後れせずに声をかけるのは英語がうまくなる秘訣かもしれない。
このスーク通り日中は暑いためかほとんど人がいなかったが、陽が落ちると人でいっぱいだった。夜12時頃まで賑やかだった。土産物屋はもちろん服屋、靴屋、お菓子屋、雑貨屋などが軒を連ねていた。
ぶらぶらしていたら面白いことに気がついた。喫茶店でだらりとしているのは決まって男で、成年男女が一緒に座っているのは皆無だった。成年男女が肩を並べて歩いている姿も皆無だった。以前の日本のように男の後を女性が数歩下がってついてきているような様子も見られなかった。女性はスカーフで頭を隠し、女性同士で買い物をしたりしている。男性は男性とだけ、女性は女性だけで行動するのが基本のようだ。公衆の場での成年男女の立ち振る舞いについてイスラム教の戒律で規定されているようだ。
アスワン駅
切符売り場以外、ATMが数台あった。キオスク的な売店はなかった。
プラットフォームには自由に入れた。列車が入線していた。
アスワン駅列車の時刻表
アラビア数字
外国人観光客が立ち寄る場所ではアラビア語と英語表記の看板が多く見受けられるけど、壁に貼られていた時刻表は外国人観光客が乗車できる列車をVIPと記載されている以外は、すべてアラビア語表記一本だ。発車時刻も行き先も全てアラビア語でちんぷんかんぷんだ。発車時刻は算用数字ではなく、アラビア数字での記載だったので、発車時刻すらわからなかった。
駅から歩いてナイル川を見に行った。ライトアップもなく、人通りも少なかった。ナイル川にはルクソールから来た船、アブシンベル方面へ行くクルーズ船が係留されていた。ナイル川に沿った通りにマクドナルドがあり、ここだけは若者で賑わっていた。