7月18日

 午前ヘルシンキからタリンに到着した。まずは今日の宿泊先を目指す。チェックインまで荷物を預かってもらうためである。到着ロビー1階にバスの切符売り場があったので、1回券をカードで購入し、ターミナル前のすぐ目の前にあるバス停でバスを待つ。15分くらい待ってバスに乗る。ターミナルからタリン駅くらいまであちらこちらで道路工事中で渋滞甚だしい。チェックイン時間前だったのでホテルに荷物を預けた。明日午後にはバスでリガに移動するので、タリン観光は18日の午後半日と19日の午後半日の合わせて1日だ。



まずは、ホテルから旧市街への坂道を歩くとトームベア城が見えた。さらに坂道を上りトームベア(高台地区)に入るとすぐにアレキサンドル・ネフスキー聖堂が見えた。
徒歩5分位で展望台に出る。展望台から


トームベアから平地に降りる坂道、結構勾配があり、全て石畳で歩きにくい。

坂道を降りると、公園を抜け、タリン中央駅に達する。


 翌日朝8時頃ホテルを出発して旧市街観光に出かけた。まずはヴィル門を目指して外周道路に沿って歩き始めた。

 途中ベルリンの壁がひっそり立っていた。ベルリンで見た時にはもう少し厚かった。 時と共に風化して薄くなったのか?

自由広場にある独立戦争戦勝記念碑


ヴィル門に到着した。


ヴィル門前の両側は全て花屋であった。そこそこ客が入っていた。ヴィル門から旧市庁舎、市議会薬局のあるラエコヤ広場まではほぼ1本道であった。


ラエコヤ広場

市議会薬局


朝早いためか?ラエコヤ広場を囲むカフェー、市議会薬局も開館していなかった。


ふとっちょマルガレータを目指して歩いていくと、

途中ロシア大使館前を通る。長さ50メートル位ある鉄柵にはウクライナ侵攻に対する抗議とウクライナへの連帯を表明するプラカードが括り付けられていた。

ふとっちょマルガレータ


外側から見たふとっちょマルガレータ

ふとっちょマルガレータ横の門を出ると、そこは自動車の行き交う、環状道路だった。


 最後にタリン中央駅に行ってみた。プラットフォームがあるもののチケット売り場が見当たらなかった。立派な無人駅のようだ。

 駅のすぐ横にマーケットがあった。入ってすぐのところで果物、野菜類が、屋内では肉類、海産物が、地下にはスーパーがあり、2階には雑貨、衣料品を売っていた。庶民の台所を垣間見ることができる。

まだ、さほど知名度が高くないのか?観光客はほぼ皆無だった。

 2階の雑貨屋でムーミン製品(カップ、皿)を売っていた。価格はヘルシンキより数ユーロ安かった。免税で仕入れて売っているのか? 

 いずれにしても、マーケットを見るのは楽しいものだ。