7月13日
フィヨルド観光に行ってきました。

高速船とオスロまでの帰りの列車がセットになっているプランを日本出発前にネットで予約購入しておきました。

 今回のフィヨルド観光は、ベルゲンから高速船でノルウェー海に入り、約6時間かけてソグネフィヨルドを見ながらフラムへ行きます。その後、フラム鉄道でフラムからミュルダール、ベルゲン急行でミュルダールからオスロへというルートです。

 スケジュール:

    高速船

   ベルゲン       8:00発

   フロム        13:40着

   フロム鉄道

   フロム        16:00発

   ミュルダール   16:55着

     ベルゲン急行

   ミュルダール 17:40発

   オスロ    22:27着


 高速船の乗船場所は前日訪れた魚市場の近く、ツーリストセンターのすぐ横にあります。出航は8時です。7時半から乗船を開始しましたが、7時半前にはすでに20人程度並んでいました。自由席なので景色のよく見える窓側の席を確保するため、早くから来て並んでいるようです。7時35分頃にはほぼ窓側の席は埋まっていました。40分過ぎに団体が乗船しましたが、時すでに遅し、真ん中の座席しか空いていませんでした。

 定刻に出港しました。ベルゲン港を出ると陸地に沿って北上して行きます。この高速艇は、観光客専用ではなく、一般旅客船なので、海上バスよろしく数箇所に立ち寄り乗客の乗り降りがありました。

 ノルウェー海に入るまで大体3時間くらいかかりました。入江に入るまでは途中かなり狭いところを速度を落としてゆっくりと抜けて行きます。

 これが海?と思うほど波はなく、湖面のようでした。もちろん揺れもありません。

 出発時曇り空でしたが、雲の動きが早く、途中から雨が降ったり止んだリの変わりやすい天気でした。

 要所要所で船長がアナウンスしてくれるので、その時だけ乗船者は一斉にデッキに出て思い思いに景色を見たり、記念撮影をしたりしてまた席に戻るといった具合です。

 それ以外の時間は船室内でスマホをいじったり、コーヒーを飲んだり、気ままに時間を潰していました。



 終点のフロムで下船すると、目の前に土産物屋が、数軒あり、その横にフロム駅、ホテル、COOP、ちょっとした観光施設があり、退屈しないようになっていました。

 駅構内にインフォメーションセンターに切符売り場が併設されています。掲示板にあるように当日現地でのチケット購入はかなりリスキーです。


フロム鉄道の客車

フロムからミュルダールへ行く場合、ミュルダール方向右側の窓側に陣取るといい景色が見えます。フロム鉄道は海抜2メートルのフロム駅から約1時間かけて海抜866メートルのミュルダール駅まで上がっていきます。

終点ミュルダールから4つ目の駅のショッスフォッセン駅で写真撮影のため10分間停車

 ミュルダール駅は、駅舎内に簡易食堂と待合室があるだけのフロム鉄道とノルウェー国鉄との乗換え駅で、オスロからフィヨルド観光に来る観光客はほぼほぼこの駅で乗換えフラムへ行きます。フィヨルド観光を終えてフロムから来た観光客は、ほぼほぼ乗換えてオスロへ行きます。

 ベルゲン急行はミュルダールを出発して最初の1時間くらい氷河が見える荒涼とした場所を走りますが、その後は高度を徐々に下げていき、湖水地帯を抜けて一路オスロへ



 この日オスロの日没は22時27分でした。夕暮れ状態のオスロ中央駅にほぼ定刻に到着しました。