q2024年11月10日
ピラミッドを見ながらの朝食後、タクシーでカイロ市内Talata Harb Square近くのホテルに移動した。チェックイン時間前だったので、荷物だけ預けてKasr Al Nile通りをてくてく歩いてエジプト考古学博物館へ行った。
エジプト考古学博物館入口正面
道路に面した入口から入るとすぐ荷物検査があった。ちょっと歩いて時代を感じさせる建物に入った。エジプト各地の遺跡から収集された石像、ミイラなどの展示物が目を引いた。但し、目玉となる有名な展示物はプレオープンの大エジプト博物館に運び出したようで、スカスカになってしまってはいないものの展示物が間引かれて少なくなっている感じがした。
ピラミッド頂上トップにあった石碑
ハトシェプス女王のスフィンクス
ホルス神に守られる子供時代のラムセス2世
ミイラ制作過程で取り出した内臓を収めていたカノプス壺
ミイラ展示
古代エジプト人というよりはローマ人っぽい像
ローマ時代の棺、天使の装飾が見られた。
ツタンカーメンの黄金マスクの展示室前
展示物が少なくなっている中で館内2階のツタンカーメン黄金マスクが展示されている部屋入口には長い行列ができていた。内部は撮影禁止で、展示室では警備員が目を光らせていた。ガラス越しではあるが、本物を間近で見ることができた。
エジプト考古学博物館近くの地下鉄駅入口(星印にMの文字)
考古学博物館を後にして、地下鉄1号線でオールドカイロ最寄りの地下鉄マル・ギルギス駅に向かった。駅の有人切符売り場窓口で行きたい場所を地図で示したら切符が買えた。カード支払いはできなかった。乗るホームがわからず改札付近でウロウロしていたら、親切なエジプト人が案内してくれた。
行き先表示版
Mar Girgis(マル・ギルギス駅)はSaad駅から3つ目
地下鉄内では路線図を見ながら停車のたびに駅名を確認して乗り過ごさないようにした。
地下鉄は日本製の車両であった。地下鉄に乗って3
駅でマル・ギルギス駅に到着した。
コプト博物館に行きたかったけど、到着したのが夕方遅かったので、コプト博物館は閉まっていた。人通りも多くなく、暗い路地に入るのも心配だったので、街灯のある地下鉄駅前からスーク・フスタート(土産物屋)まで通りにある土産物屋をチラ見しながらぷらぷら歩いた。通路から城壁と教会の外観観光となってしまった。
ウーバでタクシーを呼んでホテルまで帰った。
夕食は、ホテル近くにあったレバノンケバブ店のケバブをテイクアウトし、ホテルで食べた。周囲にはいわゆるスーパーと称するものは見当たらなかった。小さな雑貨屋で水、牛乳などを仕入れた。牛乳を飲む習慣がないのか、あまり売れないのか置いてない店もあった。もちろん価格表示がなく、店員に聞いて言い値で購入した。
本日エジプト観光最後の夜だ。ブカレストからカイロ経由でアスワン、ルクソール、ギザ、カイロと忙しなく観光してきた。
翌日は移動日で、午後カイロからワルシャワ経由でチューリッヒへ飛びます。