2023年5月21日
今日からシチリア島、ナポリ、アルベロベッロ、アテネ旅行の始まりです。今日はミラノからシチリア島パレルモへ移動します。
事前に調べたら、ミラノからシチリアに行く移動方法はいくつかあることがわかりました。
(1) 地中海クルーズでのんびり移動?
列車で地中海港湾都市ジェノバまで行き、
そこからフェリーで地中海を南下して
パレルモに行くルート
(所要時間22時間位)
(2)イタリア縦断
ミラノから列車でイタリア半島を南下し、
ローマ乗継でシチリアへ入る方法
(所要時間15時間)
(3) コストセーブ
バスとフェリーでシチリアに行く方法
(所要時間21時間)
(4) 点から点へ
飛行機でパレルモへ
(飛行時間は1時間半)
どの方法も観光コースとしては魅力的ではありましたが、これから始まる長い旅行を考慮し、疲れの少なそうな飛行機で行くことにしました。
ミラノ中央駅横の空港行きバス発着所
発車時刻ちょっと前に切符売りがやって来た。
ミラノ中央駅横の空港行きバス発着所
リナーテ空港バス乗り場
ミラノには3つの空港(マルペンサ空港、リナーテ空港、ベルガモ空港)がありますが、今回利用するのは国内線の発着が多いリナーテ(Linate)空港でした。ミラノ中心部から5キロ位のところにあります。
ミラノ中央駅に荷物を預けていたので、ミラノ中央駅横から出るシャトルバスで空港へ行きました。 空港に着くとガラガラのチェックインカウンターでチェックインを行い、安全検査を済ませ、搭乗口付近で時間を潰しました。搭乗のアナウンスがあったので、搭乗口で地上係員にボーディングパスを見せたら、私を含め数名が足止めにあい、しばらくすると搭乗ゲートがクローズになり、結局乗れませんでした。
後でわかったことですが、このフライトなんとオーバーブッキングでした。乗客数名があぶれたとのことでした。
時間に余裕を持って空港に行きチェックインし、座席を確保したつもりだったのですが、確保できていませんでした。
ヨーロッパでは利用者の多くがスマホで事前にチェックイン手続を済ませて席を確保するのが当たり前だと後で言われました。チェックイン順で席が埋まるので、当日カウンターでチェックインした時点ではすでに席が埋まっていたようです。
チェックインカウンターではオーバーブッキングで席がないのを知りつつ搭乗券を出したようです。
これ以降飛行機に乗る時は搭乗前日までにスマホで事前チェックインをするようにしました。
搭乗ゲートが締まり、呆然としていたら、搭乗口の地上係員が、「サービスカウンターに行け」というので、人気の無い場所にあるサービスカウンターに行って事情を話すと端末を操作確認後、「飛行機代の返還か? 代替便の手配か?どちらかを選べ」と言われた。即座に代替便の手配を選択した。再び端末を操作してすぐに当日の遅い便に変更してくれました。もらったクーポンで軽い夕食を食べ、再度安全検査を受け搭乗口へ移動した。
変更便には難なく搭乗できた。宿泊先がパレルモ中央駅から徒歩数分の距離だったので、パレルモ空港着後列車でパレルモ市街地に向かった。
アクシデントはあったもののパレルモには予定より数時間遅れで到着できた。翌日以降の旅行日程に影響が出なかったのは不幸中の幸いでした。