みなさま、ごきげんよう

このブログにお立ち寄り下さり、ありがとうございます



今回は、世界的な人気を誇る漫画
銃夢」シリーズ
の完全ガイドを掲載します。

重大なネタバレを含むので予めご了承下さい。






§0 イントロダクション

「銃夢」シリーズは

木城ゆきとさんによる大人気SF漫画で、
今年で連載開始から35年です。

哲学的で難解なテーマを扱っており、情報量も非常に多いですが、娯楽性が高いストーリーのため読みやすいです。

深遠で壮大な世界観は漫画の枠を越えて文学の領域で、
その完成度はアイザック・アシモフやロバート・A・ハインラインといったSF文学の巨匠たちに匹敵します。

また、世界中に熱狂的なファンを持ち、
ハリウッドの巨匠ジェームズ・キャメロン監督も大ファンを公言しています。

ちなみに、ジェームズ・キャメロン監督は構想に約20年を費やし、2019年にようやく「アリータ:バトル・エンジェル」として映画化を実現させました。


§1 シリーズガイド

第1作「銃夢

瓦礫の山から救出されたサイボーグの少女・ガリィが、仲間との出会いや数々の戦いを通じて成長していく姿を描いたSF大作。

1990~1995年 全85回(全52話+エピローグ)

※第2作の「Last Order」執筆にあたり、第51話の後半以降を封印。

※1996年に「外伝」全6回を掲載。


第2作「銃夢 Last Order

主人公ガリィが、独裁者ムバティを倒すため、前作の宿敵ノヴァと手を組み、武闘大会ZOTTに出場。
多くの仲間やライバルとの出会いで成長していく物語。

2000~2014年 全128回(全124話)+外伝1回


第3作「銃夢 火星戦記

第1作より前の時代を舞台にしたガリィ(陽子)の幼少期の物語と、
第2作以降の物語を交互に描く。

2014年~ 現在連載中


§2 銃夢


1990~1995年連載

全52話+エピローグ(連載回数は全85回)

なお、続編の「Last Order」執筆にあたり、第51話の後半・第52話・エピローグは封印されました。

また、1996年にスピンオフの「銃夢外伝」 が、全3話(全6回)発表されています。


ストーリー


第1部 ハンターウォリア編 (1~7話)

サイバネティクス医師のイドが、瓦礫の山でサイボーグの少女を発見、彼女をガリィと名付けて治療する。
やがてガリィはイドの賞金稼ぎ(ハンターウォリア)の仕事を手伝うようになり、強敵・魔角と対決する。


第2部 ユーゴ編 (8~12話)

ガリィは修理工の少年・ユーゴと出会い仲良くなるが、ユーゴは空中都市ザレムに行くという夢のために裏家業に手を染め、賞金稼ぎに狙われてしまう。
そして、ガリィの初恋は悲劇的な最後を迎える。


第3部 モーターボール編 (13~22話)

ユーゴとの別れで心の傷を負ったガリィは、イドの元を去り、モーターボールという危険なスポーツの選手に転身。スター選手として大活躍をする。


第4部 ザパン編 (23~29話)

イドの元に戻り、バーの歌手として平穏な毎日を送るガリィだったが、ガリィに恨みを持つ元賞金稼ぎのザパンが現れた事で状況が一変。
マッドサイエンティスト・ノヴァの手により怪物となったザパンと対決する。


第5部 フォギア編 (30~35話)

ザパンとの戦いで全てを失ったガリィは、政府組織TUNEDに加入し、戦闘員となる。
その活動中、漁師で傭兵のフォギアと出会い恋に落ちる。


第6部 ケイオス編 (36~42話)

フォギアと別れた後、ガリィは違法ラジオのDJ・ケイオスと出会う。
そして、ケイオスと共に、ゲリラ組織バージャックの首領・電との戦いに挑む。


第7部 ノヴァ編 (43~50話)

今までの様々な事件の黒幕がマッドサイエンティスト・ノヴァの仕業だと知ったガリィは、ケイオスと共にノヴァとの最終対決に挑む。 


登場人物


主要キャラクター


ガリィ
本作の主人公であるサイボーグの少女。
大気圏外から地上へ落下し、仮死状態だった所を、医師のイドに救出された。
それ以来、イドと共に賞金稼ぎをしていたが、ユーゴとの悲劇的な別れの後、イドの元を去り、モーターボール選手として活躍。
その後、イドの元に戻るが、ザパンとの戦いの後、ザレム直属の組織・TUNEDの工作員となり、ゲリラ組織バージャックやマッドサイエンティスト・ノヴァと対決する事となる。
本名は陽子だが、イドと出会う前の記憶は喪失している。

イド・ダイスケ
本作前半での、もう一人の主人公。サイバネティクス医師。
ザレムを追放された過去を持つ。
非常に温厚な善人だが、賞金稼ぎとしての裏の顔がある。
ザパンとの戦いの際、一度死亡するが、ノヴァによって蘇生される。
その後「ザレム人の秘密」を知り、その重圧から自らの記憶を消去。後にガリィと再会した時は、完全にガリィの事を忘れていた。
続編「Last Order」の終盤の「ガリィクエスト編」で再び主役として登場する。

ケイオス
違法ラジオ放送をしているDJ。サイコメトリー能力を持つ。
ガリィの宿敵であるノヴァの息子。
戦いから逃げていたが、ガリィとの出会いで自分の運命と向き合う覚悟を決める。
その後、凶悪テロリスト・電の正体が自身のもう一つの人格だと判明。ガリィの助けで電に打ち勝ち、更にノヴァとの対決に挑む。
続編「Last Order」でも重要なキャストとして登場する。

ディスティ・ノヴァ
危険なマッドサイエンティスト。ストーリー後半の最大の敵。
天才的な頭脳の持ち主で、実験にしか興味が無く、数々の悪行に対しては全く悪意が無い。
一方、ストーリー終盤での仮想現実でイドとガリィと共に幸せな生活を送っている姿から、心の奥にある「人間としての情」が垣間見える。
続編「Last Order」では、敵とも味方とも言えない立場でストーリーに関わっている。

ルゥ・コリンズ
ザレム地上監察局オペレーター。
ガリィと共に作戦に関わるうちに、友情を育む。
しかし、ガリィに肩入れし過ぎた為、上層部と対立。最終的に重大な違反を犯し、粛清されてしまう。
続編「Last Order」では、彼女の救出が大きなテーマとなっている。 

コヨミ
バー「カンザス」のオーナーの娘。
初登場時は赤ちゃんだったが、後半での再登場時は13歳。
ガリィには何度も命を救われている。
ガリィと共にバージャックの戦いに巻き込まれた後、バージャックに加入する。
続編「Last Order」では報道カメラマンとして登場。 

ジャシュガン
モーターボールのチャンピオンで、人格的にも優れている。
余命僅かだが、チャンピオンとしてのプライドを賭け、ガリィと対決する。

シュミラ
ジャシュガンの妹。イドに一目惚れした。
ジャシュガンの死後は、バー「カンザス」のウエイトレスとなり、その後、ボランティアの男性と結婚した。


重要な脇役キャラクター


ザパン
賞金稼ぎ。ガリィを目の敵にしていたが返り討ちに遭い、顔面を失う。
それが原因で精神を病み、自ら最愛の恋人を殺害してしまう。その事でガリィを逆恨みし、襲撃するも再び敗れる。
その後、ノヴァの手により復活し、怪物となって町を恐怖に陥れるが、ガリィによって倒された。

フォギア・フォア
漁師。傭兵をしていた時に偶然ガリィと知り合い、恋に落ちる。
その後、故郷に戻るため、ガリィと別れた。
続編「Last Order」終盤の「ガリィクエスト編」で、メインキャストとして再登場。

ユーゴ
修理工の少年で、ガリィの初恋の相手。
ザレムに行くのが夢で、そのための金を集めるため裏家業に手を染めてしまう。その結果、賞金稼ぎに狙われ瀕死の重傷を負う。
その後、ガリィとイドの助けで一命を取り止めるが、再びザレムを目指し、ガリィの目の前で命を落とす。

ビゴット・アイゼンバーグ
ザレム地上監察局局長で、TUNEDの責任者。
ガリィをTUNEDに引き入れた人物。非常に高圧的で冷酷な性格。
最終的に「ザレム人の秘密」を知り発狂。悲惨な最期を遂げる。

エスドック(エド)
モーターボールでのガリィのトレーナー。
ガリィを一流選手に育て上げた人物。
ジャシュガンとの対決の直前、ガリィを暴漢から守って殺害されてしまう。

アジャカティ
モーターボール選手。
ガリィとの対決で敗北してからは、彼女の子分となる。


ゲリラ集団・バージャックの首領。
その正体は、ケイオスの凶暴な別人格をノヴァがサイボーグの体に封印したもの。
自らの心の闇を克服したケイオスによって倒された。

ベクター
クズ鉄町の闇ブローカー。
続編「Last Order」では味方として登場。

魔角
凶悪殺人鬼。ガリィが賞金稼ぎとして対決した相手。


その他の脇役キャラクター


ウォルシュ
ガリィやイドが常連のバー「カンザス」のオーナー。コヨミの父。
続編「Last Order」にも登場。

ウンバ
モーターボールのガリィ担当のメカニック。

Dr.ラッセル
ザレム地上監察局の科学者。
ルゥと共にガリィの後方支援を担当していたが、途中で解任された。

マードック
ザパンの恋人サラの父。
殺された娘の復讐の為、ザパンに戦いを挑み、ガリィの助けで勝利。
その後、怪物として復活したザパンに自爆攻撃を仕掛け、死亡した。

サラ
ザパンの恋人であるボランティアの女性。錯乱したザパンに殺された。

ゴンズ
食堂の店主で元医師。「カンザス」の常連。怪物となったザパンに殺される。

イーライ
ノヴァの助手で恋人。

バザルド
ノヴァのボディガード。

ケイナ
イドが記憶を消した後に、農場で開いた医院の看護師。
以前、ノヴァの研究所にいたらしいが詳細は不明。
続編「Last Order」終盤「ガリィクエスト編」で再登場。

ヤスミン
ケイオスの側近の女性。

ナックルヘッド
バージャックの幹部。

ボッズル大佐
バージャックの幹部。

ヨルグ
フォギアの友人の傭兵。

ビュイック
バージャック専属のカメラマン。

アルムブレスト
モーターボール選手。サディスティックな性格。決勝ではガリィのチームに。

ザフィル・タキエ
モーターボールの女性選手。決勝ではガリィのチームに。

ティーゲル
モーターボール選手。万年最下位。決勝ではガリィのチームに。

トンプソン
モーターボールのガリィのスポンサー。

タンク男
ガリィの賞金稼ぎ仲間。

テイト
ガリィの賞金稼ぎ仲間。

スカル
ガリィの賞金稼ぎ仲間。

ブル
ガリィの賞金稼ぎ仲間。

ベック
ガリィの賞金稼ぎ仲間。

デッキマン10号
クズ鉄町の事務処理用サイボーグの1体。

キャロル
「外伝」に登場する知恵遅れの女性。イドの元に突然現れ、共に生活することになる。

ガウス
「外伝」に登場するサイバネティクス医師で、イドの師匠。

デデキンド
「外伝」に登場するマッドサイエンティスト。

レディ・パキラ
「外伝」に登場する女性。デデキンドの客。

ソニックフィンガー
「外伝」に登場する、超人的能力を持つ殺人犯。

デッキマン50号
「外伝」に登場する脱走したサイボーグ。


§3 銃夢 Last Order


2000~2014年連載

全124話+外伝1話(連載回数は全129回)


ストーリー


第1部 ザレム編 (1~12話)

前作ラストで死亡したガリィは、宿敵ノヴァの手によって蘇生され、空中都市ザレムでの未成年と大人達との戦いに巻き込まれる。
そして、前作でガリィを助けて捕らえられたルゥ・コリンズを救うため、宿敵ノヴァと手を組み、宇宙都市イェールに向かう。


第2部 ZOTT編・プロローグ (13~24話)

イェールで独裁者ムバティと対面したガリィは、彼の悪事を止めるため、武闘大会ZOTTへの参加を決意する。
ロボットの王国ロボアジールや、火星の植民地レヴァイアサン1を経由し、戦闘解放区でZOTTの前哨戦に参加する。


第3部 ZOTT編① (25~43話)

ZOTTが開幕し、ガリィのチームは、「星の保育園」によるチーム「ガントロール」と対戦。
その後、ガリィ、ノヴァ、ピング・ウーはイェール中枢への潜入を試みる。
その間、残りのメンバーは「月船教団」と対戦する。


第4部 文明復興編 (44~55話)

「ガントロール」のリーダー、カエルラの過去の物語。
カタストロフィで崩壊した世界が、文明復興を成し遂げるまでを、吸血鬼ヴィルマ(カエルラ)の視点から描く。


第5部 ZOTT編② (56~62話)

イェール中枢への潜入作戦がムバティにばれ、ピング・ウーは重傷を負い、ガリィは行方不明に。


第6部 ZOTT編③ (63~74話)

宇宙空手連合軍vs水星、および、ガリィチームvs木星系連邦の試合。
その後、行方不明だったガリィも復活する。


第7部 ZOTT編④ (75~81話)

宇宙空手連合軍vs金星共和国の試合。


第8部 ZOTT編⑤ (82~87話)

ZOTT決勝前夜。


第9部 ZOTT編⑥ (88~106話)

ZOTTは遂に決勝戦を迎え、ガリィチームは宇宙空手連合軍と対決する。
そして、ムバティの行動により大混乱のうちに大会は終了。
ガリィは中央電脳によりLast Orderに任命される。


第10部 ガリィクエスト編 (107~124話)

エピローグ的なストーリー。
第1シリーズ以来の登場となるイドとフォギアの、行方不明のガリィを探す旅を描く。
そして、ケイオスやコヨミを初め、今までの主要キャラクターが総出演し、物語は一つの結末を迎える。 


登場人物


主要キャラクター


ガリィ
主人公。驚異的な戦闘能力を持つ女性サイボーグ。
親友ルゥを救うため、かつての宿敵ノヴァと手を組み、武闘大会ZOTTに参加する。
記憶喪失だが、元は火星の戦士で、本名は陽子。

ディスティ・ノヴァ(ノヴァX)
前作「銃夢」でのガリィの宿敵。天才マッドサイエンティスト。
前作で死亡したガリィを復活させ、更に利害関係の一致により、ガリィに協力する。
ガリィと共に訪れたイェールで、ムバティにより殺害されるが、空中都市ザレムでノヴァXとして復活。ザレムからガリィを後方支援する。

カエルラ・サングウィス
ZOTT参加チーム「ガントロール」のリーダー。
「星の保育園協会」の理事長として孤児たちの保護をしている女性。
その正体は19世紀より生き続けている吸血鬼で、本名はヴィルマ・ファキーリ。
隕石衝突後の世界で人間狩りをしていたが、人間に命を助けられたことをきっかけに、人間の味方をするようになる。
そして、生き証人として人間の歴史を見守り続けてきた。

アガ・ムバティ
ZOTT編での最大の悪役。LADDER議長補佐。
かつては優れた人格と正義感を持った英雄だったが、脳チップを3つも埋め込んだことで、独善的で歪んだ人物になってしまった。
危険分子と見なしたガリィ達の抹殺を企てる。
 
ゼクス
ガリィのレプリカだが男性。
ノヴァのボディーガードで、ガリィと共にZOTTに参加。粗暴で冷徹な性格だったが、戦いを通して情や仲間意識に目覚める。

デッキマン100号
ノヴァがガリィの為に改造した修理用サイボーグ。
ガリィを「ご主人様」と慕う。間抜けな外見と性格、語尾に「ぢゅ」を付けた独特な話し方が特徴。

エルフ&ツヴェルフ
ガリィのレプリカで、いつも2人一組で行動している。能天気な性格。
ノヴァのボディーガードで、ガリィと共にZOTTに参加する。

絶火
「宇宙空手連合軍」としてZOTTに参加した空手家。
驚異的な戦闘能力を持つ。
かなり自己中心的な性格だが、意外に情があり、筋が通った一面も持つ。

刀耳
「宇宙空手連合軍」のリーダー。
人格者で情に厚く、曲がったことが嫌いな性格。

ピング・ウー
元・天才ハッカー。
禁断の不老不死技術を世界にばら蒔いたため、現在の混沌を招いた張本人。
世捨人のように暮らしていたが、ガリィと出会い協力する中で、正義感に目覚める。
ムバティに戦いを挑み、死闘の末に瀕死の重傷を負うが、間一髪の所でノヴァ達に救出され、一命は取り止める。
彼の仕掛けたウイルスが、後にムバティを倒す切り札となる。

ザジ
火星女王リメイラの女性ボディーガード。
偶然出会ったガリィに共感し、ZOTTでガリィのチームに協力する。

ケイオス
前作「銃夢」から引き続き登場。地上のクズ鉄町の住人。
理想主義者で、ベクターやザレムの人々と協力し、国家としての独立を計画する。

コヨミ
前作「銃夢」から引き続き登場。地上のクズ鉄町の住人。
何度もガリィに命を救われた過去がある。
今作では14歳に成長し、報道記者を目指している。


重要な脇役キャラクター


リメイラ
火星王国議会派の女王。
無邪気で世間知らずな一方、博愛主義者で、何よりも人命を尊重する人格者。

ヤニ
「フィジロイ体」の開発者である老技師。
ZOTTでガリィ・チームの修理を担当。

レム・レイ
ピング・ウーの元恋人の女医。ヤニの姪。

呑破
絶火の兄弟弟子。
仏門に入り、即身仏となっていたが、ZOTT決勝に突如出現。ムバティの計画を止めるため、ガリィに協力する。

ノーラ・ラファルグ
ザレムに住む少女。ジムの死後は未成年のリーダーに。

ルゥ・コリンズ
ガリィの友人のザレム人。
前作「銃夢」で、ガリィを助けて死亡したかに思われていたが、生存が判明。「脳だけの姿」でガリィに救出された。

スーパー・ノヴァ
ムバティによって複製された、ノヴァのレプリカ。
ノヴァ以上に狂気的で危険な人物。

アーサー・ファレル
ヴィルマ(カエルラ)の命を救った人物の子孫で、滅亡寸前の人類のリーダーとして文明を復興させた英雄。
ヴィルマに人類の未来を託し、老衰で死去した。

ヴィクター・バイロン
11世紀から生きている吸血鬼で、ヴィルマの恋人。
人間に深い恨みを持つ。そのため、最終的にヴィルマと対立。ヴィルマによって殺された。

オムデュフー
「金星共和国」チームのリーダー。
狼男の姿の人工生物。自分の存在意義が分からず苦悩する悲劇のキャラクター。

オランプ
「金星共和国」のアンドロイドで、オムデュフーの教育係だった。心優しい人物。

メルキゼデク
全人類を管理する中央電脳。
アーサー・ファレルの姿でガリィの前に現れ、様々な助言をして手助けをする。

ベクター
前作「銃夢」から引き続き登場。クズ鉄町のブローカー。
理想主義を嫌い、ケイオスを半殺しにするが、それでも理想を捨てない姿に心を動かされ、協力する。

フラウX
ザジに接触し、術をかけた謎のサイボーグ戦士。
姿は明かされていないが、そのシルエットはガリィの幼馴染みで親友だったエーリカに酷似している。


その他の脇役キャラクター


エーリカ
幼少期のガリィと出会い、共に訓練を受けた親友。
消息不明だが、謎のサイボーグ戦士・フラウXに姿が酷似している。

ゲルダ
ガリィとエーリカの機甲術の師。

マルチン・ツァン
ピング・ウーのかつての相棒。スポンサーとしてガリィのチームに協力。

ランダ・ナムナム
「ロボアジール」の王であるロボット。
ピング・ウーと共にロボアジールを運営していた。

デロッシ
ヤニの助手。

ペイン大佐
児童歩兵を管理する冷酷な軍人。
ガリィに殺害されたが、その後もガリィの深層心理の中に出現し、ガリィの心の乱れを指摘する。

ヤジニーク
LADDER議長。ムバティの言いなりで、議長としての権力は無い。

羅姦
「宇宙空手連合軍」のメンバーとして決勝から参戦。
元々は高名な空手家だったが、事故で脳に損傷を受け、快楽殺人鬼になってしまった。

汰羅刃
「宇宙空手連合軍」メンバー。準決勝で死亡。

クー・ツァン
「ガントロール」副将で、「星の保育園協会」保育士。
中国拳法を操る中年女性。

サヤ
「星の保育園協会」保育士。

ニッツ
「ガントロール」中堅で、「星の保育園協会」保育士。

月門
「ガントロール」先鋒で、チームの用心棒。

虹猿
「ガントロール」次鋒で、月門の相棒の猿型ロボット。

ピサロクリエ・ド・ヴィーヴル
「金星共和国」チームのチーフ・デザイナー。
狂気的で冷酷な人物。

J・ゲルランボー
コンバットTVのアナウンサーで、ZOTTの実況担当。

ヘジオア・ホッパー
ZOTT実況中継の解説者。

ジム・ロスコー
ザレムで未成年のリーダーだった少年。
天才的な頭脳を持ち、ノヴァに才能を見出だされる。
しかし、大人との戦闘で死亡。怪物サチュモドとして復活するも、ガリィに倒された。

パム・マハン
ザレム人で、ノーラの友人。

マージ・マハン
パムの母。子供たちとは友好関係にあり、ケイシー死亡後は大人たちのリーダーとなる。

デヴィッド・フランク
ザレムの少年で、ジムの友人。大人たちとの戦いで死亡した。

ケイシー・ロスコー
ジムの父。ジムと対立して戦闘となるが、サチュモドに殺害される。

コリン・ファレル
ヴィルマを助けた人間。バイロンに殺された。

ジョン・ファレル
コリンの息子でアーサーの祖父。

ハルカ
アーサーの恋人。バイロンに殺された。

ラダ
アーサーの友人。

ツァイクロウ
LADDER直軸組織NEW ORDERの少佐。
ガリィと同じ特殊部隊の生き残り。ガリィを恨んでおり、戦いを挑むが敗れた。

Dr.ジャン・ヴァレス
天才科学者であり、凶悪犯罪者。
英雄だった頃のムバティに殺害された。

ユピタン
木星の中央電脳。

ウォーメン609
「木星系連邦」のZOTT代表選手。

メイザース・フーフォン
「月船教団」チーム副将。
月船教団の教祖で、マインドコントロールの達人。

バネ足ジャック
「月船教団」チーム中堅。

ミーシャ
「月船教団」の信者の女性。フーフォンにマインドコントロールされている。

アノーマリー
水星からZOTTに参戦した、謎の生命体。

ジャッコ
バイロンとヴィルマの仲間の吸血鬼。

モース
バイロンとヴィルマの仲間の吸血鬼。

ザボルスカ
バイロンとヴィルマの仲間の吸血鬼。

フルニエ
LADDER金星共和国代表。

ドラトゥロフ68
LADDER木星系連邦代表。

チェルノブ727
木星系連邦将軍。広報担当。

ヨー・ハン
リメイラの側近。

ヤーズィジー
リメイラの側近。

ゲリペリ
コヨミが出会った浮浪者の老人。

ウォルシュ
コヨミの父。前作「銃夢」から引き続き登場。

アジャカティ
ガリィのモーターボール選手時代の仲間。前作「銃夢」から引き続き登場。

アルムブレスト
ガリィのモーターボール選手時代の仲間。前作「銃夢」から引き続き登場。


§4 銃夢 LastOrder ガリィクエスト編


「銃夢 Last Order」のエピローグ的なパートで、第107話~第124話(最終話)が該当。



登場人物


主要キャラクター


イド・ダイスケ
「ガリィクエスト編」の主人公。
前作「銃夢」の中盤までの準主人公で、「Last Order」では「ガリィクエスト編」で初登場。
ガリィを発見し、親代わりをしていたサイバネティクス医師。
本作では、助手のケイナと共に人助けをしながら平穏に暮らしていたが、フォギアと出会ったことで再び戦いに巻き込まれ、フォギアと共にガリィを探す旅に出る。

フォギア・フォア
「ガリィクエスト編」のもう一人の主人公。
前作「銃夢」の後半に登場した、ガリィの恋人。今作では「ガリィクエスト編」で初登場。
漁村でガリィの帰りを待っていたが、ガリィ死亡の噂を聞き、生存を信じて旅に出る。

ケイオス
前作「銃夢」後半の準主人公。「Last Order」でも、ガリィを支援する重要なキャラクターとして序盤から登場。
「ガリィクエスト編」では、クズ鉄町でイドとフォギアと出会い、共にザレムに向かい、ノヴァと対決する。

コヨミ
前作「銃夢」、今作「Last Order」共に登場。
「ガリィクエスト編」では記者として、イド、フォギア、ケイオスに同行し、ザレムに向かう。

ディスティ・ノヴァ
前作「銃夢」ではガリィの最大の敵、「Last Order」では協力者として登場。
「ガリィクエスト編」では再びマッドサイエンティストぶりを発揮し、最終的にイドに倒される。

ケイナ
前作「銃夢」では終盤にイドの助手として登場。
「ガリィクエスト編」で久々に登場。イドとの幸せな生活を守るために戦うが、過去の因縁により悲劇的な最期を遂げる。

ルゥ・コリンズ
前作「銃夢」に登場した、ガリィの最大の理解者。
「銃夢」終盤でガリィを助けて捕らえられ、その後は登場していなかったが、「ガリィクエスト編」ラストで、遂に生還した。

ガリィ
銃夢シリーズ主人公。行方不明中。
「ガリィクエスト編」ラストで、サイボーグのガリィと人間のガリィに分離。
人間のガリィはフォギアと再会し、ハッピーエンドを迎える。
一方、サイボーグのガリィは、デッキマン100号に使命を託し、火星へ旅立った事が判明する。


重要な脇役キャラクター


デッキマン100号
「Last Order」から登場した、ガリィの忠実な僕。
「ガリィクエスト編」では、ガリィとの約束を守るため、驚きの行動を起こし、混乱を呼ぶ。

エルフ&ツヴェルフ
「Last Order」から登場した、ガリィの仲間。
「ガリィクエスト編」では、遊び半分でデッキマン100号に協力。

レム・レイ
「Last Order」から登場。ピング・ウーの元恋人の女医。
「ガリィクエスト編」では、混乱解決のため戦闘準備している。

ヤニ
「Last Order」から登場。ガリィの協力者の技師。
「ガリィクエスト編」では、姪のレム・レイと共に行動している。

ランダ・ナムナム
「Last Order」から登場した、ロボットの王。
「ガリィクエスト編」では、クーデターで王位を追われ、ヤニとレム・レイと共に行動している。

ゼクス
「Last Order」から登場した、ガリィの仲間。
「ガリィクエスト編」では、「ぷちゼクス」としてヤニに協力している。

マージ・マハン
「Last Order」から登場した、ザレムのリーダー。
「ガリィクエスト編」では、イド、フォギア、ケイオスに協力し、イェールへ向かう。

ノーラ・ラファルグ
「Last Order」から登場した、ザレム人の少女。

パム・マハン
「Last Order」から登場。ノーラの友人で、マージの娘。


その他の脇役キャラクター


デコイ・ノヴァ84号
「ガリィクエスト編」のみに登場。ノヴァの劣化版コピーの1体。善良な人格で、イドに協力する。

デロッシ
「Last Order」から登場。ヤニの助手。

ベクター
「銃夢」「Last Order」共に登場。ケイオスの協力者。

ウォルシュ
「銃夢」「Last Order」共に登場。コヨミの父。

Dr.リベット
「ガリィクエスト編」のみに登場。狂気のサイボーグ医師。


§5 銃夢 火星戦記


2014年から連載中

現在、第51話の後半まで連載。(連載回数は102回)


ストーリー


第1部 マミアナ編 (1~6話)

前作「Last Order」から約200年前の火星で、孤児の陽子(ガリィ)とエーリカが、マミアナの孤児院に保護された所から物語が始まる。

二人は孤児院で元王女のニノンらと出会うが、孤児院は軍による襲撃で壊滅、二人は天蓋協会に保護される。


第2部 屍人兵士編 (7~11話)

前作「Last Order」から3年後の火星。

ガリィは約200年ぶりにエーリカと再会するが、立場は敵対関係になっていた。
更に、ガリィは火星の王女リメイラの暗殺未遂容疑で拘束され、屍人兵士をめぐる陰謀の存在を聞かされる。


第3部 ムスター編 (12~31話)

再び200年前の火星。
陽子は母親を名乗る女性に引き渡される。
一方、エーリカは凶悪犯罪者のムスターに拾われ、悪の本性に目覚める。
そして、陽子とエーリカは、ムスターの壮大な復讐劇に巻き込まれ、遂に陽子(ガリィ)の出生の秘密が明らかになる。


第4部 カオフマン編 (32~49話)

ムスターの死から数ヵ月後、「カオフマン」をめぐる、陽子とエーリカの新たな冒険を描く。
デジャー・ソリスを舞台に、陽子、エーリカ、クアン、ユニエらと、サイボーグ軍人ヤコレワの戦いが展開する。


第5部 火星の秘宝編 (50話~)

陽子とエーリカの機甲術への入門が決定。それと同時に「火星の秘宝」を巡る新たな冒険が始まる。


登場人物


主要キャラクター


エーリカ・ヴァルト
今作の主人公。孤児の少女。
前作「Last Order」では名前だけが登場していたが、今作で本格的に登場。
子供とは思えない、高い知能を持つ。
人を平気で殺すような悪の心の持ち主だが、陽子の事だけは妹のように思っており、溺愛している。
実の両親を殺害した過去があり、ムスターとの出会いで悪の本性に目覚め、悪の道に進んでいく。
200年ぶりに陽子(ガリィ)と再会した際は敵対関係にあり、さらに、英霊団の屍人兵士となっていた。

陽子・ソナン (ガリィ)
今作のもう一人の主人公で、孤児の幼女。
「銃夢」「Last Order」の主人公。
出生の秘密のため追われていた所、エーリカと出会った。
その正体は人間ではなく、ムスターの妹のノリンから摘出された人面腫が自我を持った存在だったことが判明。
その後「銃夢」「Last Order」の物語を経て、エーリカと200年ぶりに再会。
火星の王女リメイラの暗殺未遂容疑で拘束され、取り調べの中で屍人兵士をめぐる陰謀を知る。

クアン・キルボルン
モズビー商会のカオフマン。機甲術者でゲルダの同僚。ダスとも過去に親交があった。
ジャポロとの死闘に勝利するが重傷を負い、治療のため戦線離脱する。

ユニエ・ホルベルク
ビッグマダムに育てられた16歳の少女。一人称は「ボク」で、変わり者のため友達はいない。純粋で心優しい性格だが、かなりの天然のため時々突拍子のない行動を取ってしまう。
偶然出会った陽子とエーリカを妹のように可愛がっている。また、クアンに一目惚れしている。
「塵旋風憑き」で、暴走状態の時は自我を失い驚異的な戦闘能力を発揮する。

ヤコレワ・ヤンツェン少佐
「メカニズモ」少佐。クアンを憎んでおり、エーリカと手を組んで彼を追い詰めるが失敗。責任を取って別部署に異動となる。

ムスター
凶悪犯罪者。エーリカの悪の素質に気付き、弟子にする。
全身に人面腫を発症しており、余命僅か。
元々は家族思いの善人だったが、女王カグラによる拷問と親友ヨハンの裏切りにより精神が崩壊、冷酷で残虐な人格に変貌した。
壮大な復讐計画を実行し、カグラを道連れに死ぬという望みを果たした。
本名はイタル・ソナン。

ゲルダ
機甲術者の女性。エーリカと陽子の命の恩人。


重要な脇役キャラクター


ヒルダ・ブロックデン
オースタッドの秘書。ボルクヴァルド派、上位戦士。

ビッグマダム
デジャー・ソリスの有力者である盲目の女性。

ヌガラ・ノートリアス
クアンの同僚の機甲術者。新人のスカウトを行っている。

ハフェルカンプ
モズビー商会の代表。クアンの雇い主。エーリカと陽子にクアン捜索を依頼した。

ダス
金の為なら何でも引き受けるアウトロー。元々はシドニアに雇われ、陽子を捜索していた。
後にエーリカに雇われ、彼女達を守るために戦う。最後はエーリカ達を逃がすため、盾になって死亡する。

カグラ・ドルンブルグ
シドニアの女王。
冷酷で残忍な性格。元々は美しい外見だったが、全身を人面腫に冒され、醜い姿に変貌した。
最後はムスターに道連れにされ死亡する。

ゾーイ
ムスターの側近。ムスターに心酔しており、エーリカを忌み嫌っている。
ムスターの死後は後継者として組織を率いている。

ヨハン・ヴァルト
ムスター(イタル)の親友。エーリカの父。
ムスターを裏切った後に結婚し、娘のエーリカが生まれる。
妻と共にエーリカを虐待していたが、逆にエーリカに殺害される。

ニノン・ズィルバー
エーリカと陽子が孤児院で出会った少女で、孤児のリーダー。
元は王女だったが、クーデターにより一家離散し、孤児院に保護された。
高慢で我が儘だが、実は仲間思いの性格。
エーリカと陽子を守るため奮闘するが、自分の国の軍隊の裏切りに遭い、殺害される。

ムイ
天蓋協会のゲルトナーで、避難中のエーリカと陽子を救助した。
200年ぶりにガリィ(陽子)と再会した時は、大巫女になっていた。
拘束されたガリィの釈放を指示し、エーリカを救いたいと言うガリィのため、スーパー・ノヴァに引き合わせる。


カエルラ・サングウィス
前作「Last Order」から引き続き登場。
星の保育園協会(ガントロール)の代表。屍人兵士をめぐる英霊団の陰謀を調査している。
取り調べ中のガリィと面会後、乗っていたシャトルが爆破され、消息不明に。

リメイラ
前作「Last Order」から引き続き登場。
火星王国議会派の女王。
ガリィを名乗る人物に襲撃され、瀕死の重傷を負うが生還した。その際、屍人兵士にされた疑惑がある。

ザジ
前作「Last Order」から引き続き登場。
リメイラの護衛。ZOTTではガリィの仲間として戦ったが、今作ではリメイラ暗殺未遂の容疑者としてガリィを尋問する。

スーパー・ノヴァ
前作「Last Order」から引き続き登場。
危険なマッドサイエンティスト。
エーリカを屍人兵士から人間に戻して欲しいというガリィの依頼を引き受ける。


その他の脇役キャラクター


アンドロ・オースタッド
機甲術ボルクヴァルト派長老。

トリケファリ
ゾノヘドロン中枢院・切頂官。

ワミ・ワイズハート
クアンの恋人。大学の研究者だったが、調査中に謎の死を遂げた。

ビヨルン・ブロックデン
オースタッド親衛隊隊長、上位戦士。ヒルダの弟。

マクシモバ・ニコラエヴィチ少佐
MBVSA監督官。

アルベ
新人機甲術者。

ジャポロ
ゾノヘドロン所属の凶悪なサイボーグ。クアンを憎んでいる。

ミカ
デジャー・ソリスの孤児のリーダー。脳改造されており、ヤコレワの手下として動いている。

ポポ・オレイユ
ゾノヘドロン中枢院・汎科学省長官。

ウド・ウバルド
オースタッドの相談役。ボルク・アカデミア先代学長。

ヘンドリクス大尉
「メカニズモ」大尉。

ヘイリン・ブルダッハ
モズビー商会の社員。エーリカと陽子にカオフマン捜索を依頼。

ムラトー技師
ヤコレワの指示で子供たちの脳改造をしている科学者。

コウ
デジャー・ソリスの孤児でヤコレワの手下の一人。

マルキ公爵
シドニアの公爵。カグラの娘だと思われる陽子を見つけ出し、シドニアの実効支配を企んでいた。
実はムスターに利用されており、最後はゾーイに殺害される。

ノリン・ソナン
ムスター(イタル)の妹。
イタルらと同様、人面腫を発症した。その美貌がカグラの反感を買い、激しい拷問により廃人と化した。
その後、ヌゲマの実験台にされ、最終的に見世物小屋に売られていた所をムスターに発見され、安楽死させられた。
ムスターの調査により、陽子の正体はノリンから摘出した人面腫であることが判明する。

クルヒト・ソナン
ムスター(イタル)とノリンの父で、高名な考古学者。
人面腫を発症し、ヌゲマの実験台にされた後に死亡。

ギラティン
ダスの仲間のアウトロー。
後に、エーリカに雇われたダスと敵対し、激闘の末に死亡する。

ロッコ
ダスの仲間のアウトロー。
ダスと共にエーリカに雇われ、ギラティンとの戦いで死亡。

キョーコ・ビマ
陽子の母親を名乗る女性。その正体はマルキ公爵に雇われた偽の母親。
心優しい女性で、陽子とエーリカを実の娘のように思っていた。
最終的にエーリカに殺害される。

ダムヤン
ムスターに恋人を殺された青年。その正体は暗殺者で、ムスターの返り討ちに遭い死亡する。

ヌゲマ・ヌーバウアー
カグラに雇われているマッドサイエンティスト。人面腫の研究をしている。
ノリンの復讐のため、ムスターによって殺害された。

ポリセラ・ポルヴィット
カグラの側近。ムスターによって殺害された。

チャンモイ博士
ムスターに雇われている結晶化毒の研究者。エーリカに殺害される。

ヒシャム博士
ムスターに雇われた考古学者。用済みとなったためムスターに殺害された。

ミゲール
ムスターの手下。

マリータ・ヴァルト

エーリカの母。エーリカを虐待していたが、逆にエーリカに殺害された。


フィンチ
エーリカと陽子を治療した老医師。
マミアナ襲撃の跡地から二人を保護し、避難。陽子を母親に、エーリカをムスターに引き渡した。


モルラ
孤児。ニノンの取り巻き。マミアナ襲撃により死亡。

レナ
孤児。ニノンの取り巻き。マミアナ襲撃により死亡。

ウラノワ
孤児。ニノンの取り巻き。マミアナ襲撃により死亡。

ジェマ
孤児。ニノンの取り巻き。マミアナ襲撃により死亡。

ネフ
天蓋協会の大巫女。


クー・ツァン
前作「Last Order」から引き続き登場。
星の保育園協会(ガントロール)の保育士。

ゼクス
前作「Last Order」から引き続き登場。
現在は、星の保育園協会(ガントロール)に所属。

ツァイクロウ
前作「Last Order」から引き続き登場。
ガリィの元同僚で、ムバティの手下を経て、現在はスーパー・ノヴァの使用人をしている。

ヨー・ハン
前作「Last Order」から引き続き登場。
リメイラの側近。

ダンコ
ガリィの相棒のバーサーカー銃。

ゲルクト
英霊団のリーダーで、ガリィの元師匠。

パラペラム
英霊団のメンバー。

ブレーメン

英霊団のメンバー。





最後まで読んで戴き、ありがとうございました。

楽しんで戴けていたら嬉しいです。 


In case I don't see ya, good afternoon, good evening, and good night!


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