私は、子どもの小学校の音楽集会で、子ども達が『大きな古時計』を手話と共に歌うことになり、家で練習をしている子ども達の手話を見よう見まねでいっしょにやったのが、手話との出会いでした。それから、少しずつですが、手話の勉強をしています。
ろう者と聴者の交流は、なかなか、あるようでないものです。ちょうど今年の春頃、手話は上手くできないけれど、ろう者の方々と交流したいなぁと思っていた時、素敵な手話カフェに出会いました。ワールドサテライトでも紹介していたカフェで、ろう者だけで経営しているSocial Cafe Sign with meです。都内本郷三丁目にあります。
いま、私は、岐阜と東京で活動をしていますが、東京にいる時は、カフェの心地よい雰囲気が好きで、よく立ち寄ります。公用語は、手話と書記日本語。手話ができなくても、カフェの壁全体がホワイトボードなので、自由に筆談でやりとりができます。
今日は、手話で「歌舞伎」の世界を覗き触れてみる企画があったそうです。歌舞伎座を字幕で楽しんでみる、観劇後に字幕担当の方を交え感想を話し合うなんて、なんてチャレンジングなことを「かたち」にしているんだろう！って思いました。
公的資金（NPO等からの補助金も含む）を一切いれず、民間資金100%のスキームで経営しているSocial Café Sigh with meのソーシャルなビジネススキームに共感すると共に、これからの展開に期待したいです。
Social Cafe Sign with me http://signwithme.in/
