僕は、歴史やお城が大好きなんですけど…


岐阜県には、まさに…宮崎駿のジブリの世界観!と言いたくなる城跡があるんです。


それが中津川市近郊にある…苗木城。


遠くに見える小高い小山。あれが苗木城本丸。

城の建物群は、明治4年に廃城令により取り壊されているのですが…

復元イメージは…こんな感じだったという。

日本一…石高の小さい大名が持つ城だった…というところにポイントで、

お金無さすぎて、壁に白漆喰も塗れず赤土むき出しの壁。その場の天然巨岩を上手く取り込んで石垣コストを節約。

その結果、こんな…日本の城とは到底思えない…奇抜な城郭が完成したという ヘ(゜ο°;)ノ!

それでは、近くに行ってみましょう。

あれが本丸です。
(画像はすべて本日夕方のモノです)

どうみても…おとぎの国の世界観(笑)_(^^;)ゞ!

これが、本丸の石垣。
石垣というより…石垣の代わりを務める巨岩群。

天守閣も巨岩の上に鎮座していたようです。
これほどまでに、天然の巨岩をそのまま活用した日本の城郭は、全国的に見ても非常に珍しいと思う。レアすぎるぐらいレアですね。

ここまで奇抜な城は、他にないんじゃないかな?

たぶん全国探しても無い(爆)_(^^;)ゞ!

それぐらい…城主の遠山氏は、貧乏だったわけなんですけど(幕末段階で1万石で城持ち大名は苗木藩のみ)、だけど、ここは織田勢と武田勢がぶつかり合う勢力の境目の地。

こんな奇抜で可愛い城なんだけど、そのジブリっぽい雰囲気には不似合いなほど…

あっちこっちに、立派な石垣の遺構の数々。

これは、大矢倉跡の巨大石垣。

まるでピラミッドのようで、こっちの方が天守閣石垣にふさわしい雰囲気ですけど、これは風吹門を護る矢倉の跡。

小さいながら、城マニアも唸る…見ごたえある本格的な城。

その戦う本気が、観るものにヒシヒシと伝わってきます。

城マニアでなくても、訪れる価値は大いにあって、ここは🍁紅葉の名所であり、

(本丸から眺めた大矢倉跡)

また、絶景スポットでもあります。

(天守閣跡からは360度の絶景が楽しめる)

本当に、空想の世界に飛び込んだかのような城。

こんなところ…訪れるのに、さぞかし大変だろう…けっこう歩かされるんじゃない(  -_・)?と思うかもですが、

すぐ近くまでBikeで上がれて、Bike降りた後は、ちょっとした軽い散歩程度で、本丸下まで来れます。

本丸下までなら、ぜんぜん疲れないですよ😊✌️

ただ、さすがに…急峻な本丸を登ろうとすると、普段運動を全くしない人だと、少し、ハァハァするかも。

といっても、本当に小さいので、大したことない…心地良い程度ですけどね。

中津川の🌰栗きんとんを買いにきたら、馬籠宿か、この苗木城には、ぜひ足をのばしたいところですね。

けっこうオススメです( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

ちなみに、苗木城のすぐ近くに、満天星一休(どうだんいっきゅう)苗木店という和菓子屋があります。


ここにも、🌰栗の…知る人ぞ知る系のうまい😋銘菓があります。

この地域は、干し柿でも有名で、その干し柿の中に栗きんとんを封じ込めたモノで、「杣の木漏れ日」(ソマのこもれび)というお菓子。


これがむちゃくちゃうまい😆✨


「栗きんとん」と「干し柿」…それぞれ単品だけでも、😋うまいのに、それを合体させちゃったんですよね。

違った濃厚な旨さがそこに生まれる_(^^;)ゞ!

最近SNSで、中津川の「🌰栗きんとん」は、かなり有名になりましたけど、次の記事でご報告する「🌰栗しるこ」と、この「杣の木漏れ日」を知っている人は…少ないと思う。

もしご存知だったら、その人は、かなりの中津川通の人ですね(^^)d!

と言うことで、本日は、苗木城と杣の木漏れ日のご紹介まででしたm(_ _)m。


ちなみに、杣(ソマ)とは木こりの事です。

皆様のツーリング心のセルを、少しでも回したくて書いているんですけど…

数名でも行ってみようかな(  -_・)?ってライターがいらっしゃったら嬉しく思います( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆