■ 少子高齢化が進む現代。ありとあらゆるものが変化し、変化の濁流の中に巻き込まれる私たち。
■ 住み良いまちにするためにまちづくりの在り方は過渡期を迎えている。
もはやモノの豊かさで幸せが測れる時代ではなくなってきています。
モノの豊かさからココロの豊かさへと人々が求めるものが変化しています。
多様化するニーズに対応するために地域において「核」となる人材の育成が急務です。
持っている知恵、今ある資源を活用しできることを重ね合わせます。
そうすることで社会や地域の課題を解決していきます。
そこで生活する私たちが私たちの手で幸福度を上げていく、
そういった社会に世の中がシフトしています。
地域づくりは常に長期的視野をもって考えることが求められます。
社会の移り変わりが早い現代ではいかに
子どもに「生き抜く力」を育んでいくかがまちづくりのカギを握っています。
子どもが作る「弁当の日」の講演活動をしている九州大学准教授比良松道一先生が
学生向けに「自炊塾」という少人数セミナーを始められました。
食を通して生きていくために必要な「農」「生命」「環境」「教育」「食」「医」など様々なことを
自炊を繰り返すことによって見つめていくセミナーです
可児で母親を対象に食を通したまちづくりプログラムとして「可児自炊塾」を開講しました。
社会の変化に伴う私たちの食生活の変化が医療・福祉・農業・環境・教育分野における
様々な課題といかに密接に関係しているかを知り、そうした課題を解決する上で
個人の行動の変化がいかに大きな力を持つかを体感することが主な目的です。
と難しいことは置いておきまずは「楽しく、くつろげて、困ったら相談する場所がある」と
子育てに関わる人に感じてもらえる講座を続けたいと思います。