相続手続きに欠かせない書類のひとつが戸籍ですが、現在戸籍は1通450円、

改製原戸籍や除籍は1通750円かかります。

 

例えば、夫婦については現在戸籍ひとつで証明できますが、結婚して新たに

戸籍を作った子や兄弟姉妹、代襲相続が発生した祖父母と孫の関係が分かる

書類となると、戸籍の手配に相当な手間暇と費用がかかります。

 

金融機関や保険会社等は「手続きの後で戸籍を返してほしい」と頼んでおくと、

戸籍等の原本確認後、返却してもらえることが多いです。

 

また、裁判所に提出する場合も「原本還付申請」とともに戸籍等のコピーを提出

しておくと、手続き後に原本が還付されます。

※詳しい手続きは裁判所等のホームページでご確認ください。

 

 

緊急度や重要度によって、手続きの順番を工夫することで、書類手配にかかる

時間とお金を節約することができますよ。

 

戸籍はプライバシーに関わる重要な書類なので、コンビニ等でコピーをされるとき

には、お忘れ物のないようにお気をつけください。