立春大吉
辛丑の年が始まりました。

1月2月は、この1年の雛形だと、
教えていただき、振り返りつつある、
この数日。
みなさんこの1ヶ月にどんなことが
ありましたか?
久しぶりの更新になってしまいましたが、
私はこの1ヶ月、残念ながら、
思いがけない急なお別れが3件もあり、
いのちについて、日々の生き方を正される、
そんな日々でした。

尊いいのちが教えてくれたこと、
それは本当にたくさんあるのですが、
一つだけシェアさせて、
いただこうと思います。
わたしと同じく、
子育て中のお母さんに届くといいなと、
思っています。
○
わたしが受け取った大きな気づきとは、
「人生はうまくできている」
「子育てを全てを抱えなくていい」
ということ。
いいお母さんしなくて大丈夫。
たくさん人の力を借りながら、
自分ももう一度育ち直しながら、
子どもを育てていくのがいい、
ということです。
(一番下の方に、わたしが実際に、
助けられた方々やサイトの情報を、
載せています)
○
実は私にとってこの1ヶ月で、
お別れした方の一人は、
義理の祖母でした。
血こそつながりはなかったし、
年を重ねるにつれて、
複雑な気持ちも抱くことも、
正直ありました。
でも、彼女の死に祭して、
小さい頃を振り返って、
どれほどたくさんの遊びを、
全身で満喫させてもらってきたか・・
その方のご兄弟や、
兄弟のように育った叔父たちと、
久しぶりにゆっくり顔を合わせながら、
たくさんのことを思い出しました。
大きな花壇を全面掘り返して、
砂場にして毎日泥んこ遊びしたり、
木や塀に登ったり、
庭でキャンプをしたり・・
近所のドジョウやさんで大量のドジョウと、
うなぎを買ってきてくれて、
大きなたらいで掴み取りをさせてもらったり
カブトムシを捕まえたり、
サンショウウオを観察しに、
その人のご実家に行かせてもらったり
箱いっぱいのみかんを、
潰してみかんジュースを作らせてもらったり、
祖父の経済力のおかげもあったけれど、
とにかくやらせてくれることが豪快。
いのちの不思議を、
夢中になって遊ぶことの楽しさを、
教えてくれたのはその方でした。
「子どもが夢中になって遊んでいるのを、
嬉しそうに見ていたのよね」
お葬式で母に言われて、
母の優しさに加えて、
この目の中でわたしは育ったのだなと。
今、子育ての中で
子どもがやってみたいことを、
思う存分やってみる「遊び」や、
いのちの不思議に触れることを、
何より大切にしたいと思うのは、
この祖母のおかげだったのです。
○
長年お世話になっている、
メンタルコーチにも、
祖母との関係は実体験として、
とても貴重だとおっしゃって
いただいたのですが、
「子どもは斜めの関係で育つ」
のだそうです。
だからある部族では、
生みの親に加えて、
おばさんが育ての親になり、
あえて斜めの関係をまじえ、
子育てをして行くのだとか。
○
我が子も私も、
本当にたくさんの方に、
助けられての今。
でも、最初は全然人に頼れなくて、
いいお母さんじゃなくちゃ、
こうじゃなくちゃ、ああじゃなくちゃと、
理想にがんじがらめの日々。
今振り返ると、
わたしの「べき」と張り詰めた空気で、
娘も苦しかったと思います。
それが解けていったのは、
わたしの苦しい気持ちに寄り添って、
「大丈夫。大丈夫」
と声をかけて続けてくださった、
たくさんの方のおかげ。
その中でも、6年ずっと、
子どもたちにとっては、
居場所だったフリースペースは、
とても大きな存在。
学校に通うようになった今も、
保健室のようなところでもあります。
心が疲れているとき、
学校行く気分じゃないとき、
学校が早く終わった時、
ふらっと行って過ごすと、
それだけでホッとする場所。
娘曰く、
自分がなんで元気でないのか、
自分でも良くわからない時に、
おうち以外の場所で、
そのままの自分でいられる、
貴重な場所なんだそう。
他にも、
近所にあって、
お泊まりでも遊びに行ける、
楽ちん堂カフェさん。
子育てで悩んだ時に、
電話で相談させてもらう、
茨城県のつくばにある、
とねっこ保育園。
などなど。。
振り返ってみると、
私は決して親として褒められた、
育て方ができていないのですが、
こういった場所で親であるわたしも、
子どもたちも、
ありのままを受け入れてもらい、
今があるのだと感じます。
○
たくさん紆余曲折あったけど、
今ははるかに気が楽です。
子どもの年齢ももちろん、
あるでしょう。
でも、たくさんの方の優しさに触れ、
甘えさせてもらってくる中で、
いいお母さんであろうとすることを、
手放した時に、
わたしはすごく心が軽くなりました。
もちろん、生活のこととか、
子どもが育って行く上で、
安心感を感じる枠組みがあって、
それは家庭の中でも、
大切にして行くといいと、
できる限りやっています。
でも、多少抜けていても、
文字があまり読めなくて、
本を読み聞かせできなくても、
一緒に楽しむようになって、
できないことを人や制度、
時に子どもたちに助けてって、
言えるようになって、
本当に楽になったなあと。
そして、親ができなくても、
斜めの関係で育つんだと、
自分の体験を通じてわかった今、
もう一段楽になった気がします。
○
わたしはたまたま、
今こういう環境にあって、
本当に恵まれているなと思うのですが、
色々な方にいただいたご縁。
ブログを通じておつなぎしたいと思います。
わたしの知っている情報は、
限りがありますが、
特に下記のオヤトコ発信所さんは、
色々な情報をお持ちですので、
よかったらアクセスしてみてくださいね。
○
「楽ちん堂カフェさん」
いざという時、
お泊まりでも預かっていただけて、
大きな家族みたいな居場所
https://www.rakuchindo.net/gorronproject
「フリースクール全国ネットワーク」
学童年齢以上のお子さんの、
学校以外の選択肢について
https://freeschoolnetwork.jp/aboutus
「熊本WING SCHOOL」
熊本にある小・中学生向けの、
オルタナティブスクール。
12年ほど前からのご縁で、
2020春にオンラインで娘が受講。
代表田上さんはじめ、先生の人間性含め、
質が本当に高いと感じます。
https://wingschool.jp/
*CLUB HOUSEトークルームでは、
代表ゼンさんと直接お話できます。
CLUB HOUSEの始め方はここを
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20210131-00220392/
「川崎市子ども夢パーク」
(フリースペースたまりば)
子どもたちが長年お世話になっている、
プレーパーク&フリースペース
説明会もあります。プレーパークへの、
来場は開門時間中いつでも可能です。
https://www.tamariba.org/
「オヤトコ発信所」
湘南サドベリースクールを立ち上げた、
友人からの紹介でご縁いただいた、
よっぴーまりんさん。
よっぴーさんは、お母さんとして、
わたしのロールモデルです。
一昨年、わたしが友人と主催する活動、
CAMWACCAでお話会をさせてもらいました。
https://ai-am.net/
*全国の情報が載っています。
「港区芝の家」
地域が限られてしまうけれど、
友人がやっているとても素敵な活動。
子どもが小さい時に遊びにいって、
なんて温かいのだろうと感動。
楽ちん堂さんにちょっと雰囲気が近いです。
http://www.shibanoie.net/
「とねっこ保育園」
子どもを授かる前から、
夫と主催したワークショップに、
力を貸してくださった保育園。
茨城県にあります。
全国からお泊まりがけで、
学童に遊びに来る方がたくさんいるそう。
*コロナ期なのでお問い合わせくださいね。
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