私は革製品が好きです。革のにおい、なめらかさ、そして日々変化する革の美しさがその魅力。だから文房具や鞄など、周りのものはできるだけ革製品を使っていました。
彼女はそんな私を変わった目で見て、ちょっと馬鹿にしたような態度(^_^;)
そんなこんなで私の誕生日。彼女から小さな箱を手渡されました。彼女は恥ずかしそうに開けてみてと言いました。丁寧に包装をとき包まれたものを手に取ると、なんと革を使った手作りの定期入れ。
私の使っていた定期入れは買ってから5年近く経っており、すでにボロボロになっていました。そのため以前に、そろそろ変えようかな、と私が言ったのを彼女は覚えていたのです。
「私が自分で作ったの。あまり上手くできなかったけど気に入ってくれた?」
彼女の作った革の定期入れは売っているどんなものより素晴らしく、彼女の優しい気持ちが伝わってくるものでした。私の革コレクションの中でも一番のお気に入りになったのです。