いつの大会でも思っていた
「あんなにバトンパスが適当なのに、アメリカ…強すぎ…日本はまたダメか…」

だが…昨日の予選
「おっと、先攻していたアメリカが
 バトンミス、タイソン・ゲイが落とした~
 いえ
 アメリカだけじゃない
 南アフリカ…ナイジェリアもか」

大波乱のレースの実況が聞こえてくる
雨がしっとりと残っているグラウンド

いつの大会でも
バトン練習をあまりしないという他のチームに対して
日本はバトンの練習をひたすらしていたと報道が多かった
だが、身体的な部分の差もあってか
決勝に進むのがやっとだった

予選第一レース(日本)では
アメリカ・南アフリカ・ポーランド・ナイジェリアと
半分がリタイヤ

続く第二レースも
イギリス・イタリアがリヤイヤと大波乱

十分メダル圏内に入ってきた
努力が運を運んできた結果かもしれない

伸び盛りの塚原 直貴
不本意な結果だった末続 慎吾
コーナーリングの高平 慎士
そして
日本の短距離界をひっぱってきて、
今大会が最後の世界大会の朝原 宣治

陸上の団体競技で
メダルに手が届く位置にきた

そして…
●―――――――――――――――――――――――――――――●

いざ、はじまった勝負の時

パン!
静寂が歓声に変わる

高平が6レーンからいいスタート
緊張で固そうだったがいいダッシュだ

末續が安定した走り
高平のコーナーリングはすばらしい

ジャマイカが抜け出したが
二位から四位争いは、3チームの争い

最終走者朝原
あがってきたブラジルを抑える
抑えたままラスト50
そのままゴール!!!


このレースの特徴は
どこが強いか、早いかだけではなく
どこがバトンをちゃんと渡せるか
6/16チームが失敗している予選
違う何かが働いていただろう

結果は・・・
ジャマイカ
トリニダード・トバゴ
続いての日本のメダル

陸上のトラック種目では80年ぶり
リレーでは初のメダル
おめでとう銅メダル

そして、
ずっと日本の短距離界第一人者だった
朝原 宣治の有終の美に完敗