娘が高1の終わり頃、全く口を
きいてくれなくなったことから、
 
娘を受容する気持ちが足りなかったことに
気づいた私は
 
 
それからは意識して、まずは
あいさつすることから始めました。
 
 
もちろんそれまでも、あいさつはして
いましたよ。
 
でも、「なんとなく」でした。
 
 
それを、ちゃんと目を見て、笑顔で、
明るく、心を込めて言うようにしました。
 
 
そうすると、いかに今までが
いい加減なあいさつだったかと思いました。
 
「生まれてくれてありがとう。」
 
そんな気持ちを込めて言うだけで、
娘が小さかった頃の気持ちを思い出し
愛おしい気持ちが湧いてきます。
 
そして、一言付け加えるようにしました。
 
「おはよう。今朝は涼しいよ。」
 
「よく寝たね。テレビに〇〇出てたよ。」
 
などなど、他愛の無いことばかり。
 
 
最初は無反応です。にらんできたりもするし
馬鹿にしたような嘲笑をしたりもしました。
 
それでも続けました。
 
 
どれくらい続けたでしょう、、、
 
途中、無反応な娘にめげてしまうことも
ありましたが、それでもあいさつと
一言、続けました。
 
 
どれくらい経ったのか、娘もポツリポツリと
言葉を返してくれるようになりました。
 
 
子供は、どの子も漏れなくお母さんが
大好きですドキドキ
 
例えひどい虐待を受けているような子でも
お母さんが大好きなのです。
 
 
 
うちの中で殻に閉じこもっている子は
お母さんが、家族が嫌いなんじゃなくて
むしろ、逆。
 
大好きで嫌われるのが怖いから。
受け入れてもらえてない、と思うから。
 
だから自分を守ろうとして
殻に閉じこもってしまう。
 
もしも「お前のせいだ」なんて
憎しみの言葉をぶつけてくる子も
 
「お母さん、もっと愛して」の裏返し。
 
 
受容する、受け入れるとは、
その子のそのままを認めること。
 
〇〇ができるから良い子、とか、
親の言うことをきくから良い子、など
 
条件付きではなくて、勉強ができなくても、
不器用でも、友達関係うまく築けなくても
学校行かれなくても、どんな状態であっても
 
「ありのままのあなたでいい」
「ただこの世に生まれて息をしている
   それだけで価値のある尊いこと」
 
それを認めて、伝えること。
 
そんな照れ臭いこと、恥ずかしい
言えない、と思いますか⁇
 
 
不安になっている子供は、常に
親の顔色を見て敏感になっています。
 
もっと小さい時なら抱きしめるだけでいい。
でも、今、いきなり抱きしめたら
ビックリして拒否するかも知れませんね。
 
まずは、言葉できちんと伝えましょう。
 
大切な大切なあなたをとても愛しているし
学校に行くから愛しているのではない、
生きてそこにいるだけであなたは
価値がある存在なんだよ
 
と、、、照れ