娘が中3から学校に行かれなくなり、
一旦高1の夏休み前まではまた
登校していたのですが、夏休み以降
パッタリと行かれなくなって、、、
 
私は病院を探しました。
どこか悪いのかも知れない、、、。
何か病気なのかも知れない、、、。
 
 
病気だと分かれば、薬を飲んだら少しは
改善されるかも知れない、、、
 
いっそ病気だと診断されたら
スッキリする、、、そんな気持ちもありました。
 
 
最初は近所の小児科に行きました。
一通り尿検査や血液検査をしましたが
「ちょっと疲れちゃったんだね。
    少し休んで充電だね。」
そう言われてがっかりしました。
 
評判の良い大学病院の思春期外来に
電話をしたら、初診受付は中3まで、
と言われてがっかりし、
 
診療内科、精神科、とネットで調べました。
 
自宅からそう遠くない場所にある
新しい精神科が良さそうだと思い
予約しました。
 
 
予約した日、娘は一睡もできなかった、
と言ってフラフラしながら車に乗り
着いた時には熟睡状態でしたが
何とかクリニックに連れて入り
待合室ではぐっすり眠っていました。
 
 
初めて会う先生は少し九州の方の
訛りがある穏やかそうな先生でした。
 
 
私の前で10項目位の質問をしたでしょうか。
質問、というよりも
 
Dr.「〇〇って症状はある?」
娘「えー、、、あるかなぁ、よくわからない、、、」
Dr.「ある?あるんね⁇」
     (ある、にチェックしている様子)
 
そんな調子で進みました。
 
そして私だけが呼ばれて言われたのは
「娘さんはARMSという、統合失調症の
   一歩手前です。薬で治していかないと
   このままだと統合失調症になります。」
 
、、、え、、、⁇
 
私は抑鬱状態が強いとか、思春期鬱とか、
そんな心配はしていましたが、統合失調症
という言葉は想定外でした。
 
 
幾つか薬を処方され、まずは家に帰って
落ち着いてから「ARMS」について
調べてみよう、と思いました。
 
 
何か病気だという事が分かれば、
治療で娘の睡眠や心は治るかも知れない。
 
それは期待していましたが、想定外の
重い症状だという診断に、私は
かなり戸惑いました。
 
 
今思えば、何故「病気」にしたがって
いたのか、、、何事も白黒ハッキリ
させないといられない性格が
災いしたようです、、、ショボーン
 
 
そして、私も随分追い詰められていました。