中3で不登校になった娘が、
「高校生になったら学校もちゃんと行く」
と宣言した上で、
 
幼稚園から続けていたスポーツもやめ、
部活にも入っていないから、
ということでアルバイトをしたい、
と言って来ました。
 
 
少し悩みましたが、社会勉強になる
と思い許可しました。
 
ファストフードのお店で、
次女と同じバイト先というのも
安心要因の1つでした。
 
週に2日まで、夜10時まで、
土日両日入れない、などルールは決めました。
 
「働くの、大好き💕楽しい」
と言ってバイトの日はとても楽しそうに
出掛けて行きます。
 
 
夏休み後、再び不登校生活が始まっても
バイトは行くと言って続けました。
 
学校休むのにバイトは行くの、、、?
と最初は思ったけど、
 
いやいや、外に出る気持ちの方が大切
と思い直して行かれる日は
黙認することにしました。
 
 
ある朝、通勤電車の中で電話が鳴り、
何だか嫌な予感がして出てみると、、、
 
「〇〇さんの保護者の方ですか?
   私、派遣会社の△△と申します。
   今日はお嬢さんの勤務初日でしたが
   まだお見えではないので、失礼ながら
   お母様の携帯にご連絡致しました。」
 
 
 
はぁ〜〜⁇!
 
電車の中なのにすごく大きな声で
こう言ってしまいました、、、💦
 
 
慌てて降りて
 
「間違いじゃないですか?
   ウチの子は高校生です。高校生で
   派遣登録できるんですか⁇」
と聞くと、電話口の女性は
「はい、保護者の方の承諾があれば
   高校生でも何の問題もございません。
   今日お嬢さんは承諾書をお持ち下さる
   予定でしたが、何もご存知ないですか?」
 
 
いやいや、以前のSNSの事と言い
何かとお騒がせな娘でしたが、、、
 
バイトだけでは飽き足らず、派遣会社の方が
実入りがいい、とどこかから情報を
得たんでしょうね、、、滝汗
 
後で問いただすと、工場での仕事と
結婚式などの給仕の仕事と
両方始めた、、、と。
 
驚きましたが
でも、、、学校に行かれなくても
やりたい事がある、外に出かけられる
 
それだけでいいじゃん!
 
そう思えた時、私は自分がいかに今まで
「こうあるべき」
「こうでなくては」
という気持ちが強いかということを
思い知らされたようでした、、、。
 
 
この「ねばならぬ」が娘を締め付けて
いるのかも知れない、、、
 
 
もう何が正解で何が間違えなのか
頭の中は常に葛藤していました。