こんにちは。名入れ革小物ギフト専門店ギフトデザインワークスの松本です。
本日のテーマは『商品開発のアイデアはどこからくる？』です！
今日は少し「名入れギフト」とは離れてビジネス的なお話をしたいと思います。
僕は楽天市場にてキーホルダーや革のフォトフレーム、靴べら、バッグチャーム、アップルウォッチのバンドなどを販売しています。
全て自社で商品開発をしているのですが、
そんな商品開発での永遠のテーマ、
それは
「何が売れるのか？」
商品を開発している人であれば誰もが悩むテーマですよね。
しかし僕が作ったものを商品化するときは
友人や家族の記念品に「オーダーメイドで作るなら、どんなものが欲しい？」
と言う話をします。
その時に、例えば財布が欲しいとなったら
どんな形？
どんな革？
サイズは？
糸の色は？
厚みは？
日常用で使う？
特別な時用で使う？
と、できるだけ細かくリスニングします。
その時できたアイテムをその人にプレゼントし、その人が心の底から喜んでくれたかどうか！
この事実を1番の頼りに商品化します。
ビジネス的に見ると膨大なデータから売れそう物を推測する方がいいのは分かってるのですが
数は売れなくても、1つ1つの商品に僕が思い入れを持ちたい！
そんな思い入れを持った商品を自信を持ってお客様に提案したい！
なので僕の商品は全て、過去に友人や家族が『こんなの欲しい！」と言った事から始まった商品なのです！
人が考える欲しい物っていうのは自分の中には全くない物なので、作る度に新しい発見があります。
売れ筋のものではなく、自分とご縁があったものを作る！
そんな商品作りを心がけております。
どんな商品をどのように作り、そして販売するのか、全ての決定権が自分にある。自営業の特権ですね。
（まあ結果的に売れないと経営は厳しくなりますが笑）
ただ不思議な事に「たった1人」を感動させる事ができた商品っていうのはなんだかんだ結構売れていきます。
今回はギフト選びの内容から少し外れてしまいましたが、
『このギフトはネットで人気ありそうだから今回はこれにしよう』
ではなく、
目の前のたった1人の人に何をしたら（何をあげたら）心の底から喜んでくれるのか？
その問いだけを真剣に考えると、新たな発見があるかもしれませんね。
今回は知人が好きな革をご紹介します。
フランスで1803年創業のタンナー「ROUX」1842年創業の「HAAS」など複数のカーフタンナーで共通レシピで作られている型押しカーフです。 スーパーメゾン「H」ではヴォーエプソンの名称で採用され、カーフならではの緻密な繊維とハリのあるフォーマルな型押しが特徴です。
こちらは革の宝石とも言われており、鮮やかな色合いと美しさを兼ねそろえております。
私の知人がこの革で財布を作って欲しいとのご依頼がありましたので今からデザインを考えます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次回の記事は『ギフト選びで徳を積む』です。
次回はギフトデザインワークス松本のこぼれ話になります。お楽しみに！