【開催報告】Wordマクロセミナー プログラミング編 | みんなのワードマクロ

みんなのワードマクロ

ワードマクロで、文書作成とオフィス事務を効率化!!

先日の日曜日、大阪でWordマクロセミナー(プログラミング編) を開催させていただきました。

お越しいただきました皆様、どうもありがとうございました。


4名で実施しました。このくらいの人数になると、個別にじっくり対話できますね。

事前アンケートで個別の課題を伺っていたので、例題でもその内容を意識しながらセミナーをすることができました。


平成25年度の上半期最後のWordマクロセミナーでした。

受講いただいた皆様の積極的な参加のおかげで、前半最後のセミナーが非常に充実しました。

ありがとうございました。


次のセミナーはまだ予定していません。自分のインプットのために時間を使わせていただきます。





イケてる受講者内訳

男性:2名、女性:2名

翻訳:3名、特許:2名、書類作成:1名、パソコン講師アシスタント:1名 (分野に重複あり)




イケてるカーソルの動きを確認することが大事


Wordマクロで大切なこと。

それはカーソルの動きです。

VBAでは処理対象となるオブジェクトが常に1つ存在します。

Wordマクロでは文字列の操作が多いので、どのオブジェクト(文字列の部分)が選択されているのかを意識し続けることが重要だと思います。



ある方は、超入門編の受講前からプログラムを作られていました。

その方は、かなり具体的な課題をもってプログラミング編に参加されていました。
「ブログのマクロを改造して文字列の順序を変えるマクロを作りたいけど、思ったように動かない」、というものでした。

事前に質問をいただいていたので、その方がどのような悩みをお持ちかは知っておりました。



原因は明らかでした。間違った処理対象に対して処理をしていたのです。

処理対象となる文字列が正確に選択されていないためにエラーが起こっていたのです。




イケてるデバッグ処理をすればかなりわかる

セミナー当日は、文法を一通り解説してから、実際にマクロを編集する実習をします。

簡単な編集作業ですが、実習課題には様々なコツが含まれています。

そして、ステップイン(1行ずつステップモードで実行)をして、カーソルの動きとコードの関係がどのようになっているのかを確認します。

この体験をすると、ブログに掲載されているマクロを自分で使うときに、コードの意味を理解しやすくなります。

うまくいかないときには、たいてい操作対象(オブジェクト)が正しく選択されていません。

カーソルが変な位置にあったりしますね。



イケてるデバッグできると世界が広がる


このデバッグ方法の説明の後、この受講生の方は、ご自身で課題を解決されてました。

私はどの部分がおかしいとは直接お伝えしなかったのですが、その方はカーソルの動きを追うことで問題の部分に気づかれたようです。

すごくうれしい瞬間でした。



デバッグができるようになるとVBAの世界が広がります。

自分が妄想した動きを実現できたときって、すごい達成感がありますよね。

私も初めてデバッグを習った時の喜びを今でも覚えています。

VBEの [F8] ってすごく好きです。



プログラミング編は再受講無料です。

また具体的な課題をもってお越しください。(それよりもまず、開催しないといけませんね。次回の開催案内をお待ちください。)





▼関連記事

VBEでのプログラムの実行方法 [F5]と[F8]


Wordマクロセミナー(プログラミング編)