「指先でズーム 」で使われているプログラムの参考資料です。
ユーザーフォームといえば、なんども紹介していますが
「かんたんプログラミング Excel2003 VBA コントロール関数編
」
ですね。
2008年の12月に買った本ですが、すばらしい本ですね。
コントロールのことを調べるときに自分でヘルプを見たり、インターネットで
探したりするよりも、効率がいいと思います。特にコントロールのことを
あまり理解していないうちは。
体系立ててわかりやすく書かれているので、理解までの時間の節約になります。
非常に価値ある一冊だと思います。
この指先でズームは、スクロールバーを用いたマクロです。
スクロールバーというのは、一般的にはウィンドウの右端や下端に表示されていて、
画面をスクロールさせるためのバーですね。
今回のマクロでは、上記のように倍率の設定のために使っています。
本書のP.184~194にスクロールバーの設定方法が非常に
細かく書かれています。
P.187~188に記載されているScrollイベントとChangeイベント
の設定によって、少し作動が変わります。
今回のマクロは、Changeイベントをつかいまして、
結果として以下の効果が得られました。
・カーソルキーでスクロールバーの操作が可能
・スクロールバーのスクロールが終了したときに表示画面の
倍率が変化する
逆に、Scrollイベントに設定すると、以下の通りになります。
・カーソルキーでスクロールバーを操作できない。
・スクロールバーを動かしたときに、リアルタイムで表示画面の
倍率が変化する
いろいろな設定ができるんですね。