第一夜
「はぁ..........」
捕まってからというもの混乱する毎日が続いている。午前中はずっと取り調べだ。今のように一息つけるのは夜の今だけだ、、、、
取り調べで感じたことがあった。それは警察が必死になっていることだ。なぜかそれが引っかかる。何かあるのか、、、、
そしてもう一つなぜか一週間分の記憶がない。
「面会だ」
檻の外から言う声が冷たく響いた。またここで疑問に思ったのだが、面会は夜できないはずだ。なんとなくの記憶を引っ張り出してそう思った。
「夜の面会は禁止じゃないのか?」
「いいから速く出ろ。」
言われるがまま面会室まで歩いて行った。そこには幼馴染の美紀がいた。
「美紀なんでここに?」
「心配だったからよ。殺人なんかしてっ、、、」
美紀はガラスの向こうで泣いていた。自分の行けないところで。
「俺じゃないんだよ。本当に、、、、」
「わかってる、、、、」
その言葉だけでなぜか嬉しかった。
「でも一週間前はごめん、、、、」
「えっ?」
そのあとの美紀の話によると一週間前、飲みに行った時俺のことを殴ったようだ。
「大丈夫だよ、でもこの一週間の記憶がないんだよね、、、」
「それって記憶喪失?大丈夫なの?」
「多分、、、」
そのあとも話をしたが美紀は一週間前からは俺と会っていないようだった。
そして面会時間が終わりまた檻の中に入れられた。硬いベットに横になりながら一週間の記憶を思い出そうとするがダメだった、、、