突如。
沢田研二さんのコンサートが中止になった。もはや「ドタキャン」レベル。当初、原因がわからず、沢田さんの「反原発が原因では…」などと憶測が飛んだが、実際は、9.000人と聞いていた観客が7.000人しかいなくて、会場(さいたまスーパーアリーナ)が満員にならず、「ならばやらない」と帰ったというのが真相らしい。
これについては、色んな方が色んな意見を言っている。「表現者のプライド」と言う人もいるし「表現者だったら、客が1人でもやるべき」と言う人もいる。最初お客が少なかったからと聞いて、何人だったんだろうと思ったら「7.000人…」それでも少ないんだ…。
表現者の意地。
立川談志家元が、ある会にゲストで呼ばれ、お客が6割程だった事があったそうな。その時、談志家元は
「今日は、来なかったヤツのために、一席やろう…」
そう言って、落語史に語り継がれるような「芝浜」をやられたと聞く。これが「表現者のプライド」ではないのか。
確かにお客が少なくて、心が折れそうな時もある。でも、見に来てくれてる人がいる以上、やっぱやるよなぁ…。
今回の件で心に残ったコメントは、
中尾ミエさんの
「意地があるんだったら、もう少し痩せなさいよ」と
ホーキング青山の
「7.000人いたら、うちのライブ100回できますね…」
が好きだった(笑)
さ、今日は「ペーソス」のライブ。多分、満員でなくてもやると思います(笑)あ、満員だなきっと(浅草東洋館)