大阪の友「マグやん(マグナム北斗)」からメールが来た。

「太平シロー師匠が、亡くなられたそうです…」

ええっ、まさか!だって年も殆ど同年代(2つ上)まだ50代でしょ?
直ぐ返事を出す。にわかに信じられなかったけど、別ルートからも情報が入り始め、どうやら本当のよう…。何てこったい!

サブロー・シローと言えば、ご自分達の漫才の巧さはもちろんだけど、凄かったのが「コピー漫才」やすきよは有名だったけど、その他にも、いとし・こいし、Wヤング…ホンに巧かった。

「夕べうちのさいがね…」

「君とこサイこうてんのかいな」

「いや、カミサんや、嫁、家内、山の神…」

「ようさん、いてんねやな」

「では10万円、7万円、5万円、運命の分かれ道!」

いとこい師匠のこのくだりが大好きだった。

ひょうきん族で一時コーナーになった「ひょうきんスター誕生(お笑いスター誕生のパロディ)」で、伝説のトリオ「ゴーゴー3匹(レツゴー3匹)」を見た時は、腹筋が千切れるかと思った!中でもシローさんがやった「レツゴーじゅん師匠」の完成度!「小森のおばちゃま」で審査委員席に座っていた「鶴太郎さん」が、椅子から転げ落ちてのたうち回って笑っていた。

たけちゃんマンでも、いきなり

「♪お~さ~か(ホントは京橋)ええとこだっせ~、グランシャトーがおまっせ~」

って、唄ったり…、それでもシローさんの「芦屋雁之助師匠(裸の大将)」「デーモン閣下」は印象に残ってる。知ってる人は少ないかもしれないけど、後半良く出てきた「種まきトカゲ」あれはシローさんがやってたんだよ。

ひょうきんが終わってからは、なかなかお会いする機会が無かったんだけど,たまに行った大阪の番組に「構成作家」でいらして、ご無沙汰です~!ってご挨拶したのを覚えている。

55歳、若過ぎるよね、もう一度「サブロー・シロー」の漫才見たかったなぁ…。

ご冥福をお祈りいたします。


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