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「足柄山の金太郎~」


子供の頃、こんな結末だとは知らなかった。知ってる人っているのかなあ。足柄山でクマと相撲を取っていた「金太郎」には、その後の話しがある。

ある日一人の男が、金太郎の力自慢を聞きつけて、力比べにやって来る。金太郎と腕相撲をするが、大の大人が引き分け。驚いた男は、金太郎の乳母に「自分は源頼光の家来、碓井貞光と申す者」と身分を明かし、金太郎を都に連れて行きたいと申し出る。実は金太郎の父は「坂田」というりっぱな侍だったそうな。

都に行って「源頼光」の家来になった金太郎は、父の名を貰い「坂田金時(さかたのきんとき)」と名を変え「碓井貞光」「渡辺綱」「卜部李武(うらべのすえたけ)」と共に「頼光(らいこう)の四天王」と呼ばれるようになった。大江山の「酒呑童子(鬼)退治」は有名な話し。(日本童話宝玉選より)

ちなみに「きんぴらごぼう」の「きんぴら」は「坂田金時」の息子の「金平」(架空の設定)が活躍する「人形浄瑠璃」から生まれたそうだ。