桑山こたろうさん(中村芳雄 役)

島の酒屋の長男坊、芳雄くん役、桑山こたろうさん。初めまして、の役者さんでした。


のらりくらり、つかみどころの無い…ゆる~っとした、でも確実に「いるいる、こんな人」の芳雄くん。ゾンビ映画なら、かなり死亡フラグが立ちそう…。


ゆかりさんとのシーンを観ていると「どこがいいの?」と思うのですが(笑)。人懐こそうだし、なんだかんだ要領良さそうだし、「まったくあいつは…」と思われながら、周りから愛されていそうな気もします。


鬼子にメロメロで貢ぎまくっていますが、結局、芳雄くんが好きなのは、芳雄くん自身なのだと思います。

何があっても自分を正当化するし、どこまでも自分の利を追及する。あそこまでいくと、その姿、もはや清々しい(笑)。芳雄くんは芳雄くんという生物なのだと思えてきます。


芳雄くんの自己肯定感の高さ、そこだけなら見習いたい←


地獄化の影響で角が生えた後は、すこーしおかしくなってるのでしょうか。。「現金」とか「定休日」とか、あれあれ?芳雄くん大丈夫?と思ってたら、、、御愁傷様でした🙏

コチョルコスの襲来、洋画の様で大好きです!わかってても毎回息を呑んでましたガーン


桑山さんは、なぜあんなに舞台上でゆる~く居られるのでしょう。芳雄くん、もっとデフォルメして演じる方もいるだろうな、と思うのですが、物凄く丁度良く「ゆる~い」。それってきっと凄いこと!素人ですが感じました。

「ゆっかり~ゆっかり~ゆかりちゃ~ん」だけで「ん?なんなん?アイツえー」って思っちゃう笑い泣き

「ちょっと守秘義務でアレなんだけど~」

「プライベートでアレなんですけど~」

アレ、がナチュラル過ぎて板に付き過ぎて、毎回舌を巻いてました。


観客的ムナクソキャラを、ゆるく、可愛く、どこか怖さも感じさせながら演じられる演劇モンスターだと思いました。


桑山さん、芳雄くんのお陰で、物語がより面白くなりました。出会わせてくださって、本当にありがとうございました!!


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