オオダイラ隆生さん(鬼太郎 役)

地獄から最初に来た鬼、鬼太郎(おにたろう)の、オオダイラ隆生(たかゆき)さん👹

この時点でいろいろ読み仮名いりますね(笑)

劇団6番シードの役者さんです。


今まで「韓国人青年ゾンヒョンくん」「フランス人ミッシュ・ラン氏」「ドクターストレンジ」と、国境を越えた役柄を演じてきたオオダイラさん。ついに人間界を飛び出しました!


二本角に金棒、まさに「THE・鬼👹」なのですが…鬼の概念を覆すスタイルの良さ✨衣装がカットソーにスキニーパンツなので、長い金棒を持った姿が「ギターを持ったロックスター」に見えました。時折見えるイヤーカフもお洒落✨


いくら新しく人間界と繋がったからとて、最初にやってくるのは勇気がいると思います。そのあたり、鬼太郎の好奇心の強さと知的レベルの高さが伺えます。

彼は金棒道八段なので、腕っぷしにも自信があるのでしょう💪じゃないと未知の人間界に来ようとは思わないかも。


『ザナドゥおじさん』では、鬼の方がノーマル。特に鬼太郎は外見以外、癖が無い。人間界では特異な存在ながら癖が無く、気のいいヤツ。そこが面白いところで好きです。

そして検査されると何故かトイレが近くなる?どんな検査をしてるのでしょうか。


一つ気になるのは、鬼全体に言えることなのですが、鬼は逃げる必要があったのか?ということです。


元々地獄の住人(鬼)。鵜羽根島が地獄に飲み込まれるからって逃げる必要が?2回目観劇以降、これが疑問でした。中田さん、いかがお考えでしょうか?


今思うに、鬼太郎、鬼子、鬼塚妹は、島民が大好きになって、彼らと共に生きていきたくなった?のでしょうか?

それとも他に理由が?鬼なら世界中に地獄ゲートが開いているのがわかりそう。何か企みがあったりして…🤔鬼太郎があまりにも自然に島民と行動を共にするので、想像が止まりません。


オオダイラさんは、役柄によって表情も姿勢も声も、まとう空気でさえ変えてしまう。観る度印象が違い、毎回ワクワクする役者さんです。まさに“カメレオン”

今回、私の鬼の概念を覆してくれました。

あまりにも自然な鬼!ナチュラルな鬼!鬼なのにあの透明感!たまたま観劇日が重なった観劇の先輩と「カッコいい!」「爽やかカッコいい!」と言ってました(笑)。

鬼子の妊娠について研究所で打ち明ける時、金棒をマイクに見立てているのが、ホントに楽しい✨「…お茶淹れましょうか?」の「間」、絶妙で毎回笑いが起きてました笑い泣き鬼太郎、湯呑みと急須が似合いそう🍵主演もコメディリリーフも、両方出来るのがオオダイラさんの凄いところです。


特異なポジションなのに、自然に島の日常に居る、これって凄いことだと思うのです。鬼の日常なんて想像つきません。それをしっかりオオダイラさんは魅せてくださいました。

毎回毎回凄いし流石です!観る度応援したくなります。


そんなオオダイラさん、次回はホームの6番シードで公演です!

『火消しの辰と瓦版屋の娘』

11/30~12/4   築地本願寺ブディストホール

チケット好評発売中!!

 


 


オオダイラさんは旅一座の化粧師「鈴霧」役。

こちらです↓


鬼太郎とぜんぜん違う…目がハート

オオダイラさん、今回もワクワクするお芝居、ありがとうございました!!


『ザナドゥおじさん』

明日10月26日(水)からツイキャスにて配信!!