ペブルバラード | 夜、走ってく、隅っこへ

夜、走ってく、隅っこへ

ループマシン・アコースティックギター・声を使う
アコースティックソロユニット「アナン」
[日本語の濃淡、ループ音楽の可能性、十人十色の夜を語り辿る。]

そういうやつの、日記だ。

「悲しくなったらどうして、僕ら忘れられた気がしちゃうの
今日も、嘘は半分だけ

この国道をくだれば、いつか生まれた町に帰るかな
そんなことを考えてた

夕暮れや戸惑いならそこに置いてゆくといいぜ
つないだ手もほどいた手も
等しく体温があったの

なのに


それぞれが大人になってく、僕だけが石ころに変わってく
そして、忘れ去られてしまう

ボブディランになると言ってた、あの人はいま何をしてるかな
すこし、聴きたいことがある

いい加減な助言だとかがぼくのことを追い詰めていく
知らんくせに、知りもせずに
でも僕は何を知ってたの?

僕はここにいるよ?
きっと素晴らしい 才能があるのよ

ライク ア ローリングストーン


どんな気持ちだ?

そうね、少し誰かに優しくなりたい、

忘れるくせに」




ペブルバラード、僕の好きな歌。

栗橋拓也って人間に出会って、
素直に言葉を字にして吐くことが、
かっこ悪いけど絵にはなると知った。

まるで自信のない僕の歌は、まるで自信のない人に届くといいな。


ああ、
悲しくなったらどうして、僕ら忘れられた気がしちゃうの?


悲しくなったら、寂しくなって
寂しくなったら、苦しくなって
そうして苦しくなったら、どうすればいいのだろうかい。


頭が痛い。物理的に。
がんがんぼこぼこ。