ほんのすこし | 夜、走ってく、隅っこへ

夜、走ってく、隅っこへ

ループマシン・アコースティックギター・声を使う
アコースティックソロユニット「アナン」
[日本語の濃淡、ループ音楽の可能性、十人十色の夜を語り辿る。]

そういうやつの、日記だ。

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ほんのすこしの何かが
引き潮のようなイメージで僕の中の沈殿物を露わにしたせいで
雨がより一層邪魔なものに見えます。

ため息が白くならないくらいなら、寒くならないで欲しいし
汗がこびりつかないくらいなら、暑くならないで欲しいです。


「僕の未来に君はいない」なんて
一人部屋で言い聞かせるんだ。

今西淳さん聴きながら
どうしようもない湿気と交際中。


どうしようもない不満さえも
僕の中で美化しようとして音楽に還元できればいいと思ったけど、
たまには爆発して、収集つかなくなって
体が動かなくなること、それが馬鹿馬鹿しいくせに、
そうなってる今があって。


変わり映えのない絵を見てるから。
だから僕は鬱傾向なんだって思いついたので、
部屋のもの、めちゃくちゃ変えたろうって思いました。
いつかのどこかの思い出の品とかも
なんもかんも捨てようと思いました。

でも捨てれませんでした。
捨てたくないことばかりでした。

足かせのようなそれと共に
また日が沈むのを眺めました。


明日も雨が降るのかな。