ぼくらのけじめ | 夜、走ってく、隅っこへ

夜、走ってく、隅っこへ

ループマシン・アコースティックギター・声を使う
アコースティックソロユニット「アナン」
[日本語の濃淡、ループ音楽の可能性、十人十色の夜を語り辿る。]

そういうやつの、日記だ。

僕は君と居たいけど 僕は僕でいたいのさ
食い違いが 肌に痛いや

君は君のしたいこと 君はけじめをつけること
それをずっと 抱えてたんだね

好きなことを好きにしたいし 好きな人を好きでいたいから
僕は僕を 君は君を
続けよう バイバイ


見えないものを作っても わかりづらい答えとにらめっこ
くだらない人に 映るよね

僕は僕の思うこと 僕がここで歌っていいのかな
僕らの日々を 置いとくよ

好きなことを好きにしたいし 好きな人を好きでいたいから
僕は僕を 君は君を
続けよう バイバイ


僕にとって君のことはなんだったっけ
君にとって僕のことはなんだったっけ
僕にとって君の意味はなんだったっけ
君にとって僕の歌はなんだったっけ

君の声は僕にとってなんだったっけ
君のそばは僕にとってなんだったっけ
君のキスは僕にとってなんだったっけ
君の愛は僕にとってなんだったっけ

わからない わからないけど
好きさ 好きさ 好きさ 


別れよう


好きなことを好きにしたいし 好きな人を好きでいたいから
僕は僕を 君は君を
続けよう バイバイ

好きな時に君に会いたいし 好きな歌を聴いてほしいから
僕は君を 君は僕を
忘れない バイバイ






ぼくらのけじめ









不可解に眠れないこんもりした夜。
誰にも会えず、かつ、会いたくなくて
人が恐くなると

歌を作りたくなる。

音楽でも曲でもなくて、
わざわざ「歌」を作りたくなった。





風景描写を入れない言葉たちはなかなか僕は苦手で
自分をさらすことが死ぬほど怖いけど
こんな夜に現れる蜃気楼と言いますか、
僕の偶像は外に出たがってて。



塊は僕の中で思いっきり便秘気味で
消化不良の想いたちが暴走してます。


言葉たちには抑揚があって
文脈に出ない色がある。
色たちは音という通訳を介して
なんとか外気に触れようとするが、上手いこと行かないのが目に見えない所業。
僕らは空気の変化と熱の上げ下げとの戦いを、毎日してるのです。

ミュージシャンは歯がゆいのです。

youtubeで伝わらない空気の変化、熱量。
暴走気味の音がその空間、現場のみで初めて自己紹介しだす
あのあわただしい素敵な空間。

味わってほしいです。


脱線したが、
僕らの言葉はミュージシャンの言葉
音がつながって初めて意味を成すのかな。


聴きにおいで、恐くないから。








今日は、カーテンを開けたくない。
朝を見たくない。

明日、目が覚めなければ、いいのにね。


夜が好き、昼が嫌い、朝が恐い。