10年分の感謝 | どうなっても良い日記

10年分の感謝

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久しぶりに深い内容の記事を。



自分と彼女の出会いは彼女の職場に自分が通っていて、そこに移動してきたのが彼女のわけなのだが。



付き合ってからは1年と数ヶ月だが、知り合ってからは10年にもなる。



当時は高校生だったしその頃から知っている彼女が付き合ってくれているなんて奇跡としか言いようがない。



知り合った時から持っていたイメージや感情はそのままだと思う。



会ってすぐに綺麗な女性だと思ったし、恥ずかしいけど理想の奥さんみたいに思っている。
こんなことを多感な高校生の時に既に思っていたわけだから夢中になったのは言うまでもない。



ただ当時は同時に無理だなって気持ちが強かったし、理想は理想のままで終わると思っていたし、当時のATフィールド全開の彼女の近づき辛さったらなかった。
明らかに会話する気は無く、挨拶以外は話さないし、笑ったりもあまりしない。
距離はわかるくらいしっかり取ってるしそこを開けるなんて不可能なレベルに感じた。



子供に優しく接しているところをみて印象が変わった。
良く話すしこんな面もあるんだなって思った。
そこからはだいぶアクションを起こした気がする。



今もあんまり変わっていないが自分が好きな建物の写真をわりと強引にみせたり、旅行に行ったらお土産もかうし、好きなアーティストのCDを勝手に貸したりとあまり男性にはオススメできないアプローチを駆使したものだ。



まともに会話できるようになるのはそんなわけのわからん努力を続けて1年くらいかと。



確実に会えるわけでは無かったが毎回わけわからんくらい準備したりもしたし、はっきり言って迷惑なヤローだわな。



長くなったがそんな事は永遠してきたし、今でも軽く近いことはしている。



途中悪い時期やお互いの関与しない悩み、他の人を好きになったり、一度大きく出て失敗したりもした。



そんなんが全部今につながるなんて考えもしなかった。



そんな彼女が10年、今の支店勤務から本社に移動になる。



付き合っていたから第一に知ってたし、付き合っている今だから大きな問題も無いのだが。



思い出を引っ張りだしたら止まらなくなる程の寂しさをお互いに感じた。



彼女がしんどいときは職場に差し入れしたり、用も無いのに会いに行くときもあったし、彼女の仕事後にあったりもした。



つーかそもそも黙っていても毎週会える環境にあったわけだが。



それくらい恵まれた環境が無くなるのは二人にとって淋しいものだ。



この話を彼女からきいて、二人で思い出話をしたらあの時はこう思っていたとか、ありがとう、ごめんね、よかった、悪かった、あれがあったから今があって。



とにかく素敵な思い出です。



二人にあの場所があって良かった。



まぁ正直お互い凄い淋しいけど関係は変わらないし、今は新しい環境に行く彼女を応援したい。



10年間そこで頑張っていた、接していた、付き合ってくれた彼女にありがとう。



そしてベスポジとしか言いようの無い支店にありがとう。



今も思い出も必ず大切にします。



もちろん彼女も。