時々思い出したように昔夢中になっていたミュージシャンの作品を聴き貪ることがあるのですが、今はレベッカがマイブーム再燃中であります。
レベッカといえば「フレンズ」とそれが入っている『REBECCAⅣ』がやはり代表作で、それはまあ言うまでも無く素晴らしいわけですが、個人的にはアルバムを自らも購入したこの『Poison』が作品としての完成度は高いのでは無いかと思ってます。
改めてその他の楽曲も聴きなおしてるのですが、80年代のマドンナを彷彿とさせるようなポップな楽曲とNOKKOの個性的な声といつもパワー全開なパフォーマンスは当時も相当なインパクトだったはずですが、ここまで出し切って歌ったり表現している人って、今でも稀有なんだと思わされます。
ライブの様子なども見てるんですが、上手いかどうかという事は凌駕して、とにかく全開で歌って踊っている姿にはただただ圧倒されます。
アルバムと言う形になるとそういったオーラと言うかパワフルな部分は幾分抑圧されてしまいますが、逆に楽曲の魅力やNOKKOの歌唱力や表現力に気づかされます。曲については、もうとにかくサビメロが強い!一回聴いただけでも印象に残るようなメロディが満載です。背伸びし過ぎない等身大な詞の世界も当時の女性たちを虜にしたんだろうなあ・・・。
このアルバムで特に聴き所は物語性の強い詞が印象的な「Moon」、これぞREBECCAとも言えるパワー全開なポップス「TENSION LIVING WITH MUSCLE」や「NERVOUS BUT GLAMOROUS」あたり。これほどにキラキラとした楽曲を全力で歌いきるボーカリストはもう出てこないのでは。
ライブ見たかったなー。
バンドの演奏もレベル高し!
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