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南三陸、徳性寺から戻った。
写真下は震災直後の倒壊した本堂の様子。
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そしてこちらは多くの方々の協力で横浜に運ばれた本堂の柱。元は7m近くあったものを、ボランティアの方々に切って頂き、運んで頂いた。
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今回住職と奥様の話から、当時の貴重なお話を伺うことができた。

震災直後、ガソリンはリッター500円。何もかもが入手しづらい状況下、寒さが住民を襲う。暖を取ることもできず、人々から「柱を燃やして暖を取らせてくれ」との声があがったがそれを我慢してもらい、この柱は4本のギターになった。
改めて取り組みの重みを認識した瞬間だった。
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次のプロジェクトでは、一部残った柱材を使い、将棋の駒と将棋台を作れないかと考えている。友達の井筒さんが提案してくれた。杉材は通常使われていないようだが、何とかできないものか、と考えている。

将棋はお年寄りと子供が交流できる数少ないゲームだ。将棋を指しながら、お年寄りから子供達に震災の記憶を伝えてもらう。手に持つのは徳性寺の柱からできた駒だ。伝わるものの重みが違うだろう。

協力いただける方がいれば、是非お願いしたい。