オーストラリアの360万坪の牧場から ~Gibraltar~ -2ページ目

オーストラリアの360万坪の牧場から ~Gibraltar~

隣の家まで車で15分。
一番近い町まで車で片道40分。
生活用水は雨水と川の水。
そんなオーストラリアの田舎にある360万坪の牧場を経営しています。
日本ではあり得ない日常の様子をお届けします。

動物の世界にも親に捨てられてしまう子供がいます。この牧場でも起きる現象です。4年前にメスの子牛が捨てられ、家族で哺乳瓶でミルクをあげて育てました。当時、子供達が見ていたアニメに「ピッポ」というキャラクターがいた事から、子供達はその子牛をピッポと名付けました。


粉ミルクで育てられたその子牛は成長が遅く身体も小さい。同世代の牛よりもゆっくりと成長して、今彼女のお腹には新しい命が。

母牛の身体が小さく、子牛が大きいと難産になる事が多いので、暫く庭の近くのヤードに入れておくことにしました。
元気な子供が産まれる事を願っています。