カゲにかなり負けた。

早いPと3Pの存在でフラミンゴに構えてもあんまり有利ではない。
これだけでもうダメージを取る術がなくなる僕は、
自分がただのわからん殺し野郎であることをようやく自覚したのであった。

そう、「私はわからん殺しなどせず、正統派2択スタイルである」と、
勝手に思い込んでいたのであるが、
思い返せば、R以降強いのに勝てた時といえば、適当に出したフラP2KKKが当たったときに他ならない。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなしと、名将野村監督は言っていたがまさにそうである。

フラミンゴを封じられた私にやれることはなんだろうか…。
と、ボーっと考えているうちに相手がラセンで突っ込んでくる。
うぅ、わからん…とか思っているうちに相手の番が続いて苦しい展開である。

早いPは何かと私を悩ます。受身に重ねたこちらの6Kを避けられると、
カゲのPが確定してしまうのである。
自分の重ねが甘いせいもあるかもしれないが、削り目的で出した6Kを避けられて、
PK確定、その後の側面攻めで一気に逆転されてしまうのである。
カゲの側面はかなりきついようである。わからないのでついつい動いてしまうのだが、
動いた瞬間3割近くとられてしまう。なんなんだこれは…と、どんどん温まっていく。

そして何かと横からの順逆を食らいまくり、7年近くこのゲームをやってきて、
ようやく横投げを抜ける練習したのであった。
否、4の時は横投げだけに限らず、投げを抜ける練習や、
屈伸をする練習をひたすらしたものであった。
EVOの家庭用のトレーニングモードで本当によく練習した。
あの頃のひたむきさはどこへ行ってしまったのか。
横順逆なんて食らっていたら、絶対にカゲには勝てない。
抜ける練習してみたら、すぐできるようになった。
よし、これで横からの順逆は食らわないはずだ。
やればできる子とよく言われたが、やろうと思うまでが長い。


構えられるとやはりつらいのはどのキャラを相手にしても共通である。
ましてや捌きに対して有効な技を持たないサラは、
影の十文字に対して有利な読み合いはできない。
と、なれば構えられないようにするにはどうすればよいのか。
当然螺旋を警戒しなければならない。

螺旋…そういえば、この技の避け方向ってどっちだったっけ?
そう、私はしばらくやっていないとすぐに避け方向を忘れる。
VF5FSメモに飛んで調べたら…「発生13F腹側避け」とあった。そうだそうだ。
ついでに4Kは…「背避け」なのか。G-5Fということも覚えておこう。ふむふむ。
思い切ってチョップで2択をかけることもしないといけないんだなと。
そういえば、ラウンドキックのジャンプの発生がかなり早くなっているらしい。
と、なると、もしかしたら派生の4KKも飛べて有効な選択肢になるのでは?…
しかし、カゲの背向けからはかなり早いPが出る。打ち落とされて終了だ…
それなら、強引な攻めにしっかりチョップで割り込むか、
派生に対しては避けたりジャンプ系の技でスカしたりするか(可能ならば)ってところだろう。
正直言って構えで攻めを継続されるほうがつらいので、
派生食らってるほうがマシではないだろうか。

それなりに対策は浮かんでくる。
結局2択になってないところを2択にもっていくだけで話は大分変わるゲームである。
思い切って捌き読んだらドラスマを出す、安易ではあるけど、何もしないよりはマシである。


彼のカゲのことを少し理解できた気がする。
結局苦し紛れのフラミンゴに完全対応され、
横から順逆なんて食らってるから負けたのだと、
散文的に恥ずかしい告白をしたところで終わりにしたいと思います。


追記
あ、やっぱ-5Fで屈伸と-6Fでしゃがダ屈伸できなくなってるんすね…
ブレイズが軽量級?!
やっぱり避けからの打撃は側面ヒットすんのか…

そりゃ勝てないっすね。