3日目は、西九州を攻略します。

まずは、博多駅から佐世保行きの特急みどり号に乗ります。





国鉄民営化後、JR九州というかJRグループで最初に投入された車両で、783系(愛称:ハイパーサルーン)という電車に乗りました。



車内は、一般的なJR在来線特急と同じ2-2の横4席仕様ですけど、乗降用のドアは車両の真ん中にあってデッキを境にA室とB室に分かれています。


ただシートは、ハイパーサルーンのオリジナルのものではなく、引退をした国鉄485系特急電車のものと交換されてます。



佐世保行きのみどり号は、4両編成なんですけど、前寄りに4両、オレンジ色のハウステンボス行き特急ハウステンボス号と途中の早岐駅まで8両編成で運転されてます。


列車によっては、ハウステンボス行きなしの8両全てがみどり号として運転されます。その時は、みどり号だけど、新幹線連絡のリレーかもめ号でもあるという、“みどり”なのか“リレーかもめ”なのか解りづらい列車になります。


ただ、特急券には、リレーかもめではなく、みどりの列車名が印字されるのではないかと思います。


佐世保行きのみどり号は、鳥栖まで鹿児島本線。鳥栖から江北(肥前山口)まで 長崎本線。江北から佐世保線の3路線を走る特急です。


西九州新幹線の接続駅、武雄温泉駅も佐世保線の駅なので、一部のみどり号がリレーかもめの役割も与えられるんです。


佐世保線の江北・有田間は、去年、既に乗っているんですけど、


有田・佐世保間を乗車すれば制覇です。


有田は、有田焼で有名な地域なので、線路沿いにも有田焼の窯場が見えました。


伊万里焼も広義では、有田焼に含まれるんですって。同じ佐賀県で作られている、磁器だけど、有田焼と伊万里焼が同じものにあたると知ってちょっと驚きました。


そういえば、牛丼の吉野家の丼って有田焼なんですよね。


ハウステンボスと分割をする早岐駅で、列車の進行方向が変わり終点の佐世保には、博多から1時間50分で到着です。


みどり号の早岐・佐世保間は、自由席であれば乗車券だけで乗れる特例があります。だから、青春18きっぷもOKだったはずです。




佐世保は、海上自衛隊とアメリカ海軍の基地がありますよね。ちょうど、海自の護衛艦が2隻いました。



佐世保から五島列島(上五島)の小値賀(おぢか)島へ行くフェリーが出港していくのも見られました。


佐世保からは、大村線の区間快速シーサイドライナー長崎行きに乗りました。




YC1系というディーゼルカーです。

佐世保から早岐までは、博多から来たときと同じ線路を通り、早岐からが大村線です。


ハウステンボス駅も大村線の沿線にあるので、早岐からハウステンボスまでは、電化されてるけど大半が非電化なので、電車ではなくディーゼルカーでの運転です。


大村線は、その名の通り、大村湾に沿って走っているので景色の良い区間も結構走ります。ただ、ロングシートだったし、さらに、混んでいたので景色の写真は撮れてません。


佐世保から、75分で長崎本線と合流する諫早駅に到着です。



諫早で西九州新幹線に乗り換えです。


おいおい。新幹線は、長崎発着だろ?って思うかもですけど、去年、西九州新幹線は、全線完乗済なので諫早乗換えにしました。






西九州新幹線は、N700Sでの運転です。


つづく