わかりやすく「せいさくてじゅん」をせつめいしてみよう(かんせいへん) | “mad as a march hare”

“mad as a march hare”

ギアッチョの屁理屈な日常

まずはいつもの謝罪からです。


「森羅万象」さん、「やぞな」さんごめんなさい。

制作過程を毎回毎回UPしようと思ってたんですが、

出品が明日ということを三日前に言われまして、

急いで「0」の状態から一気に作ってしまいました。

というわけで、

「ごめんなさい」ということになったわけです。


では早速完成品をご覧あれ!!


“mad as a march hare” “mad as a march hare”
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如何でしょうか?

いくらパーツが少ないとはいえ、

まさか久しぶりに作ってここまでの出来とは正直驚きましたよ。


ではココからは、

プラモ初心者にもわかるように説明させていただきましょう!


まず今回制作に使ったキット

→【ゴッグ】(水陸両用のロボット)

コンセプト

→【ウェザリングで本物感を出そう!】

(あえて傷付け汚して本物みたいにする)

ということを念頭に置き作ってみました。


まずはキットの組み立て前に恒例の

①、『スミ入れ』をしてみよう

 (『スミ入れ』については詳しくはこちらから )

今回はパーツの数も少なく割とすんなりと終了しました。

恐らく時間にして約一時間程度です。

夜に作業を始めて一日目はここで終了。


一日空けて、本日再び制作に戻ります。

次は

②、パーツを切ってみよう

ランナーと呼ばれる、

いわば「パーツの付いているプラスチックの枠」から

説明書通りの手順に沿って切り離す作業です。

ここで重要なのは、

②で切り離すパーツはあくまでも1手順に使うパーツのみということです。

いくら面倒だからといって、

ここでやたらめったらパーツを切ってしまっていると、

次の工程でまず間違いなくつまずき、

完成を見ることなく「プラスチックのごみ」と化しますので、

特に小さいお子さんには注意が必要です。


③、組み立てよう

これは②で切り離したパーツを同じく説明書通りに組み立てていくんですが、

②と同時進行と思って頂きたい。

切ったはしから作っていく、っという事ですね。


④、完成するまで②~③の繰り返し

⑤、一先ず完成

まずはここで一先ずの完成を見ます。

因みに『スミ入れ』等していない完成品を【素組み】といいます。

普段ならここで終わりなんですが、

今回はコンセプトの【ウェザリング】に挑戦するためここでは終わりません。


⑥、完成品を解体しよう

ここで一度組み立てたモノを、

「腕」「頭」「足」など簡単に組み立てや解体が可能な部品に解体していきます。

(ここでははめ込んだモノを外すだけで一個一個のパーツにまで戻す訳ではないです)

これは完成状態だと上手く次の工程で作業できないからです。


⑦、【ウェザリング】してみよう

というわけで今回の重大ポイントです。まずは説明からしていきましょう。

例えば、

靴は使えば底などがすり減り汚れ、

車なんかは擦れば傷になるし、金属を雨ざらしにしていると錆びてくる訳です。

っといった感じに物は摩耗するわけですよね?

それをプラモデルでやって実物のような感じを出そう!ということですね。

上でも簡単に説明してますが、

【ウェザリング】とはあえて傷つけたり汚すことで本物っぽくすることをいいます。

今回は「棒やすり」で傷を付けて、下の↓用具で汚していきます。

“mad as a march hare” “mad as a march hare”

「棒やすり」については適当に傷つけたい箇所に「やすり」を当て、

後は思ったまま感じたままにゴリゴリと削ります。

次に写真の用具で汚します。

今回は見てわかるとおり「タミヤウェザリングマスター Aセット」を使いました。

色は【ウェザリング】する箇所の色に合わせて選択します。


コレを女性向けに簡単に説明すると、お化粧のファンデーションです!!

使い方は「チーク」とかと同じ感じだと思ってくれれば間違いはないかと・・・。

ただしこちらは、

あらかじめ「棒やすり」で付けた傷を埋めるようにして、

筆(?)で色を付けていくといった容量です。


これが終わるともう終わったも同然です。


⑧、バラしたパーツを組み立てる

ここで注意することは、

折角した【ウェザリング】を消さないように気を付けながら組み立てることです。

ここまでやって消してしまうと、

また解体して作業して組み立てと一仕事増えてしまいます。

しかも指の跡などが出来て汚い感じになってしまいます。


⑨、完成

っとここまでやるとついに完成です。

あとは飾るなり、押し入れに入れるなり、壊すなり自由にしてください。


因みに説明には書きませんでしたが、

今回の作品では【ゴッグ】のモノアイ(目ん玉と黒いトコ)は筆で塗ってみました。

少し失敗してますが、まぁまぁの出来ではないかなぁっとww


また制作自体は、

バリの処理とか物凄く下手になっててブランクを感じました。

昔はどうやってたんだろうなぁ・・・(゚_゚i)


っといった感じで作っていったわけですが、

「森羅万象」さん・「やぞな」さんこんなレポですが許してくれますか?(-"-;A