配球論。開幕戦のサヨナラ。 | のざっちの独り言

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こんばんは。

皆さまお疲れ様です。


今日は物議を醸す配球についての持論です。


昔『NANDA!』っていう昔番組があって、その中に仮想頂上バトルってのがあってね。それを用いて、先日の開幕戦の亀井のサヨナラホームランの場面、自分が投げていたらと仮想の勝負をしてみたいと思います。


仮想頂上バトルってのはこんな感じ↓




今回の場面は9回先頭打者、代打として登場という開幕戦の亀井登場時と同じ場面での配球論でいきたいと思います。




まず初球へのアプローチとして。


代打亀井という打者は1発もあるし、選球眼もある。打順は9番の位置でこの回は上位に回る。この事を頭に入れて考えると安易にインコースを突くのは怖いけど、簡単に入るのも勇気がいる。という感じですかね。


前置きはここまでにして、まず初球。


初球はインローにスライダーのボールから入ります。そのスライダーに対して打者が反応するかどうかで2球目のボールを決めます。





反応した場合はアウトローにストレートでストライクを取りにいきます。打者の意識がインコースにあるという前提の元、スイングをしてこないという考えです。


カウントは1-1となりました。


ここで1回目の勝負球を選択します。

3球目はアウトローに沈むシンカーです。


理想としては内野ゴロを打たせたいですが、見逃されたり空振りでストライクになった場合はインハイのボール球のストレートを投げます。


そこでカウントが2-2になり、ここで2-3覚悟でインコースから少し真ん中寄りの低めのボールゾーンにシンカーで勝負。


空振りや内野ゴロになれば最高ですが、見送られた場合、2-3から選択するボールは先程と同じコースに遅いシンカーですね。


これで空振りか内野ゴロを打たせます。





初球のインコースのスライダーに反応しなかった場合、もう1つ今度はインハイのボールになるストレートを投げます。0-2とボール先行になりますが、そうしようと決めて投げる訳ですからOK


3球目、アウトローにストライクになるシンカーを投げて、手を出してくれたらラッキーくらいな感覚でゴロアウト狙い。見送られてストライクになっても1-2で1つストライクを稼げたから、打者心理としても追い込まれたくないという考えになる。


4球目、投手は1-3にしたくないから、打者心理としてはここで仕留めたいという気持ちが大きくなる。なので4球目はアウトローに1-3覚悟でチェンジアップでストライクゾーンから落とす。ボールの頭を叩いてゴロになればベストだし、空振りをとりたい。見逃された場合は1-3なので勝負球としてインコースにシンカー。勿論コースはストライク。2-3になったらアウトコースにワンシームで〆。


空振りを取れて2-2になったら、インハイにストレートで空振り三振を狙いに行く。コースはボールゾーンで見逃されても目線を上げたいという意図のボールなので2-3でも良し。2-3になったら真ん中低めからアウトローへのシンカーで勝負。





ざっくりとこんな感じですかねー。仮想バトル。


野球って打たれたら間違いだし、抑えたらど真ん中にストレート3球続けても正解となり、素晴らしい配球!って言われたりするんですよ。リスクや打者の心理とかいろんなことを1球1球の20秒くらいの『間』で常に考えてやってるわけだからね。


配球は正解がないからこそ面白い。ね!


明日は今シーズン最初で最後?の東京ドームでのプロ野球観戦。


何か得るものがあればなぁと思ってます。


明日、現地でお会い出来る方はご挨拶させてください。


それではまた!!