書いてなかったので。先発投手編 | のざっちの独り言

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2018年ジャイアンツの振り返り

投手陣 先発投手編


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先発投手編と題しまして今回は書いていこうと思うのですが、まず最初に一言。


『菅野1人じゃ勝てない!』


この事実をしっかり見つめないと。いくら菅野に頼って、とんでもない成績といっても20勝前後なんだから。それ以外の先発投手陣が軒並みボコボコなら最下位だってあり得る。そこを勘違いしないようにしないと。


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振り返りと言いながら2019年シーズンに向けてのことを多めに書いちゃうけど、来シーズンの先発ローテーションの軸として回らなきゃいけないのが菅野と山口俊。2人で『貯金16以上』を求めたい。


2018年シーズンは菅野も開幕直後は打ち込まれたし、『このままで大丈夫なのか?』っていう状態だったけど、終わってみれば文句ない成績だからね。山口俊だって8月にノーノーやったけど、シーズン通してコンスタントに試合を作らないといけない投手。登板試合の7割でQS(クオリティースタート)を必ず達成して欲しい。そのくらい高い目標で2019年は挑んで欲しいと思います。



先発ローテーションとして復活とさらなる飛躍を期待しているのは田口と今村の左腕2人。


田口は確約してないんだから春季キャンプから今までとは違ったピッチングスタイルでガンガンアピールしないと、ダメだよ。自分はどういうピッチングで相手を抑えようとしているのかを明確にアピールして欲しい。軸は何のボールなのかとかをハッキリしていけば良いんじゃないかと思います。


今村は今シーズン後半のピッチングを基本として、さらにレベルアップしていかないとダメ。あれがベストです!じゃなくて更に上を目指してもらわないとダメです。QSできっちりと投げれる投手になってくれることを期待してます。



来シーズンの先発ローテーションとして菅野、山口俊、田口、今村と名前を挙げてきましたが、確定的なのは菅野だけじゃないですかね。正直、山口俊を後ろで使わないとチームとして回らない可能性もゼロではないですから。


2018年先発投手事情として、開幕は菅野、田口、野上、山口俊、吉川光、大竹のローテーションで始まりましたが、8月までローテーションを守ったのは菅野と山口俊だけ。チーム事情で山口俊は9月から抑え転向。6月以降は内海、今村が定着し、鍬原や高田も1軍先発を経験。7月以降はメルセデスやヤングマンも投げたけれども…。


菅野の10完投、山口俊の6完投。チーム完投数は12球団最多の21だが、この2人に依存していたことがハッキリ分かる数字でもある。あくまでも完投数であり、完投勝ちの数ではないが、リリーフ陣が登板過多でボロボロになって行く中で、先発として後ろに負担をかけないように勝つことを来シーズンは求めてたい。


その為にはやっぱり自分の中だとQS(クオリティースタート)で投げ切ることは必須条件であり、それが先発投手としての仕事じゃないかなと考えてます。


先日、原監督が『来春キャンプに向けて2パターンの先発ローテを作り、宮本、水野両投手コーチの発案の下、12投手を2人ずつ6組に分け、そのペアをガチンコ対決させて、勝った方がローテに入るというデスマッチ方式をとる』とラジオ番組の収録で言ってたみたいですけど、競争を意識させるという意味では良いです。だけど、何点か腑に落ちない部分はありますよ。でも今までより間違いなく良い方向に向かっているとは思います。



報道にありましたように、自分も原監督の言う通り、2組の先発ローテーションを考えて作ってみました。


A組 菅野 VS 野上


B組 田口 VS 今村


C組 山口俊 VS 大竹


D組 ヤングマン VS 畠


E組 岩隈 VS 高橋優


F組 大江 VS 高田


後ほど公開しますリリーフ編のブログでメルセデスの起用法とかも書こうと思いますので……


現状、このペア同士は紅白戦、オープン戦などで同じ日に登板する見込みで、選手はいやが応でもライバルを意識することになるようです。そして『勝ち残った人がA、B、C、D、E、F(という1軍ローテ)になるとしたらば、裏A、B、C、D、E、Fまである。その人たちは、表の人たちが投げる時に(ファームの試合で)投げておけば、万が一、最初に選ばれた人たちがこけたとしても(その穴に入れるだけで)ローテーションは守られる』というコメントもしてましたけど、なんか安易に考え過ぎてるように思えるのが非常に不安なので怖いですけど、もうやってもらうしかないですからね。


ライバルをあえて明確にすることで競争を激化させ、チーム全体の底上げへと還元すること。「厳しさ」と「危機管理」を持ち合わせたプラン。そんな上手くいくわけはないと思うけど、来シーズンの結果で示してもらえると信じておりますので。


常勝軍団復活へ。


先発の柱が3本以上あれば絶対勝てる。優勝する為には、先発投手陣が1人で最低でも貯金4は作らなきゃいけない。そうすれば良い結果で秋を迎えられることでしょう!


明日のリリーフ陣編に続きます!