王貞治756号(1977年) | 生涯巨人ファンのブログ

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父親から引き継いだ熱烈な巨人ファンの中年男です。
巨人の話題を中心に世の中で気になったことなどを書きます。

1977年。王が756号を打った記念すべき年。もう40年前のことですね。

以下は、当時の日記をそのまま書きうつしています。

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1977年8月28日(日) ヤクルト0対4巨人(神宮)

王、先制38号ホームランを打ち、754号!いよいよあと2本。

新浦が昨日に引き続き好救援で。巨人は3連続完封勝利。

長雨が終わった後から6連勝。

61勝35敗4分け。マジック21。2位ヤクルトとの差は11.5。

 

8月29日(月) ヤクルト2対5巨人(神宮)

異様な雰囲気の中で行われた試合は、王の代わりに西本が決勝2ラン。

小俣、西本と好リレーだった。

王は安田にうまくかわされて4の0。

62勝35敗4分。2位ヤクルトとの差は12.5。

 

8月31日(水) 巨人5対2大洋(後楽園)

王、先制39号2ランを打ち、ハンク・アーロンの755号に追いつく。

投手は左腕の三浦。張本は花を添える20号を打った。

63勝36敗4分け。

 

9月3日(土) 巨人8対1ヤクルト(後楽園)

ついに出た!!王、756号(今季40号)!!

時は昭和52年9月3日午後7時10分。

2対0とリードした3回裏1死、フルカウントからの6球目をライトスタンド中断へ持っていった。

勇気ある敗戦投手は、長身右腕の鈴木投手。

張本は世紀の大打者を祝福する22号を打ち、自らも1500打点達成となった。

この試合の完投勝利は今年ヤクルトから移籍した浅野。

 

試合後セレモニーが行われ、

長嶋引退試合のようにピッチャーマウンドにスポットが当てられ、王がスピーチをした。

素晴らしいスピーチだった。

巨人の選手全員に握手してまわる王のお父さんの姿が印象に残った。

 

TVの臨時ニュースで流れたから、たいしたもんだ。

今日行ったお客さんがうらやましいなあ。

65勝37敗4分。マジック15。

 

9月4日(日) 巨人6対3ヤクルト(後楽園)

興奮がまだ続いている。

3対3で迎えた10回裏、無死1・2塁で、王が安田からサヨナラ41号3ラン!

本当に王選手は偉大な人だ。

再出発の1号がなんとサヨナラ3ランなんて・・・。

 

しかし、忘れてはいけないのは矢沢だ。

9回裏、2死1塁で起死回生の同点2ラン。

いつもは控えの矢沢だから、ここまでかなと思っていたら同点2ラン!

最後まで勝負をあきらめない巨人魂を見せてくれた。

新浦が10回に登板して勝利投手。これで11勝2敗になった。

66勝37敗4分。マジック13。

 

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以下は現在のコメントです。

 

1977年(昭和52年)

当時のジャイアンツの本拠地は後楽園球場でした。

この年は長嶋監督就任3年目で、

王と張本を中心の強力打線でセリーグV2を達成。

今の若いジャイアンツファンに当時の強力打線の試合を見せてあげたいなあ。

 

上記は当時の日記から抜粋したものですが、

新浦、小俣、浅野、矢沢・・・懐かしい選手の名前が多く出ています。