一昨日、女子サッカー界のレジェンド・澤穂希選手の引退試合が終わりました。
皇后杯の決勝の場で決勝点を決め、最高のラストを飾りました。
サッカーにはあまり詳しくない私でさえ、澤選手の凄さは感じ取れます。
長らく先頭に立って引っ張り続け、最後は決勝ゴールで締めくくる。
こんな選手は、なかなかいないことでしょう。


さて、このブログのラストが目前に迫り、有終の美について考えてみました。
やはり、終わるなら知らないうちに迎えるよりは、多くの人から愛される終わり方をしたい気持ちはあります。
それを実現するには、普段からの取り組みがモノをいうということでしょう。


例を挙げると、0系新幹線が思い浮かびます。
1964年の東京オリンピックと同時に、初めて「新幹線」というものが誕生しました。
最後の車両が引退したのは2008年のことで、実に44年もの歴史が続いたことになります。
日本どころか世界の鉄道界に革命を起こした立役者であった一方、死者が出るような事故を一度も起こさなかった実績もありました。
だからこそ、多くの人々から惜しまれながら役目を終えられたのです。


このブログを0系新幹線と比べること自体、ナンセンスでしょう。
皆様が普段、どのような心境でこのブログを読んでいるのかまでは、わかりかねます。
それでも、ここまでの1998日間、記事の更新を楽しみに待っている人がいることを信じて書き続けました。
だから、続けられました。


あと2日になりますが、よろしくお願いいたします。
では、これから仕事納めに行ってきます。