目の眼増刊 サヨナラ民芸。こんにちは民藝。 2010年 07月号 [雑誌]/著者不明
¥1,500
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まだ読んでいる途中ですが。

私としては「何が民藝か」とか民藝の定義とかは割とどうでもよくて、対談のメンバーに
興味があったため購入しました。F/STYLEとFENNICAの北村さんとエリスさん、STARNETの
馬場さんにもやい工藝の久野さん、濱田庄司のお孫さんの琢司さんなどなど、豪華な面子
ですよね。

端的に感想を言っちゃうと「久野さん熱い!」と「やっぱF/STYLEの考え方って魅力的だよ
なー」ってとこですかね。

久野さんと濱田さんの対談なんか話の内容は難しすぎてよくわからないのだけど、久野さん
の熱さだけはやたらと伝わってきて、それに比較して濱田さんの冷めた感じが面白かった。
濱田さんは生い立ち的にもうちょっと熱くなっても良さそうなものだけど。久野さんみたい
な人は好きだなー。でも一緒に仕事するのはしんどいだろうなー。

F/STYLEは本当にすごいと思う。年齢も私と同じくらいなのに、もう日本のモノ造りを
背負っちゃってるくらいの存在になっていると思います。作り手の側に立ったモノ造りの
考え方、そしてモノの見方、とても共感出来る部分が多いです。久野さんとは対照的な
考え方ですが、機械仕事だろうが、化学繊維を使ってようが、出来上がったモノとして
真っ当であればそれでいいじゃんと言われているところが一番記憶に残りました。久野さん
とF/STYLEではその背景が全く違いますが、同じ本で民藝を語っていて正反対の意見を言って
いるところが非常に興味深いです。

FENNICAのお二人と馬場さんの対談はあまり記憶に残っていないのですが、北村さんの言葉
で一箇所だけとても興味深い言葉があって、日本ではイギリスに比べて「便利」とか「楽」
という言葉がよく使われるとの事。この発言の前に馬場さんが「最近の人たちは急須から
お茶を飲むという習慣がなくなっている。ペットボトルから飲んじゃう」という趣旨の発言
がありました。これは非常に興味深くて、確かに現代のような慌ただしい時代に「便利で
「楽」であることはとても価値のある事ですが、便利で楽であるために幸せの機会損失が
生じていることも事実だと思います。自分のお気に入りの湯呑みに急須からお茶を入れて
飲むと少しだけ幸せな気持ちになる経験もしており、その辺は日常の生活の中でのバランス
感覚が必要だと思うのですが、ペットボトルからお茶を飲む方が楽なのですが、そこで
ちょっと待てよと、忙しい今だからこそ、大好きな湯呑みからお茶を飲むべきなんじゃ
ないかと考えてみる習慣こそが重要な気がします。

まあ何にしても買って良かったなと思える一冊でした。アマゾンなんかでは売り切れのよう
ですが、まだFENNICAの店頭には並んでましたよ。


私の故郷の大好きな風景です。

http://www.asahi.com/national/update/1211/SEB201012110008.html?ref=rss

癒されますね。涙出そうです。

日常的に海が見える環境で育ってきた私には、現在の海が滅多に見れない環境での生活は、
自分が思っている以上になかなかしんどいものがありますね。

心に刻み込まれた原風景ってすごいです。
それにしても、ラストサムライで使用されていたとは気付きませんでした。あの映画見た
んだけどなー。


東京の大丸で開かれている個展を見に行ってきました。ぜひ一度見てみたいなと
思っていた作家さんです。情熱大陸でも取り上げられたそうですね。見てないけど。

お値段は張りますが、やっぱり好きだなーと思える作品がありました。よく買うのを
我慢して帰ってこれたなと。


今回の個展で私が一番欲しいと思ったのは、これです。


理性と物欲の狭間で。

マットな質感で縁に金属質な釉薬が垂れており、椀の内側は黄色です。残念ながら、
貧乏な私には高すぎて簡単に買える値段ではなかったです。



理性と物欲の狭間で。

ルーシー・リーを彷彿とさせる作風だと思います。と言うか、かなり意識しているのでは

なかろうかと。下の写真の花器も。フォルムといい、釉薬の使い方といい。



理性と物欲の狭間で。


理性と物欲の狭間で。


上手い、下手はわかりませんが、少なくともこのルーシー・リーっぽい作品は好きです。
いつか、本当に欲しいです。


それに比べて、真珠のような質感のこれらの作品は、どれも美しくてインパクト大なの
ですが、欲しいとは思いませんでした。



理性と物欲の狭間で。


理性と物欲の狭間で。

やっぱり焼き物はもうちょっとプリミティブ感溢れるモノの方が好みです。

いやーでも、あの椀は欲しかったなー。俺が小金持ちだったらなー。


で、帰りにFENNICAによって、ラオスの刺繍のコースターを購入です。ずっと前から
欲しかったのですが、なかなか買い渋りをしていまして、1年越しくらいにようやく
買いました。これ相当好きです。



理性と物欲の狭間で。


理性と物欲の狭間で。

先日購入したアダム・シルヴァーマンとの相性もバッチリです。

実は今、この組み合わせで泡盛をいただきながら書いています。最高の幸せですね。



理性と物欲の狭間で。


理性と物欲の狭間で。