


“Father of Drifting” Honored By Nissan With Special Exhibit In Japan
https://www.carscoops.com/2022/04/father-of-drifting-honored-by-nissan-with-special-exhibit-in-japan/
「ドリフトの父」と呼ばれた高橋国光は、レーシングラインを維持したまま、全速力でコーナーに進入し、4輪ドリフトでコーナーを抜けるというクルマのコントロールに非常に長けていた。
日産自動車は、国光に敬意を表し、日本で特別展示を行い、国光の伝説的な車の数々を紹介しています。「クニさん」の愛称でも知られる彼は、2022年3月16日、リンパ腫のため82歳でこの世を去りました。
国光氏は二輪車でレース活動を開始したが、1962年のマン島TTでの事故による負傷をきっかけに四輪車に転向した。1964年、日産自動車に入社し、R380、R381、R382などのプロトタイプレーシングカーで数々のラップレコードを樹立。しかし、最も有名な車は、日産スカイラインGT-Rであろう。
1972年3月の富士グランチャンピオン300kmレースで、日産50勝目を挙げたクニさんには、次のシーズンも最新型GT-Rでの勝利を熱望していたのです。
1972年の東京モーターショーで発表された「日産スカイライン2000GT-Rレーシング・コンセプト」は、サイドのゼッケン73から、1973年シーズンにレースに出場する可能性が示唆されました。初代GT-Rと同じS20型2.0リッター直6を搭載。160psを発生し、5速MTを介して後輪に伝達される。
しかし、1972年シーズンをもって日産はワークスチームを解散し、公害対策に注力することを選択。KPGC110はサーキットを走ることなく、GT-Rの名は27年以上もの間、お蔵入りとなったのである。
70年代初頭の石油危機で高性能車の需要が減少したため、KPGC110型スカイラインGT-Rはわずか197台しか生産されなかった。
1994年には自身のレーシングチーム「チーム国光」を立ち上げ、土屋圭市とポルシェ911RSRターボで全日本GT選手権に参戦しました(土屋はクニさんの活躍を見てドリフトを始めた)
今回の展示では、1969年式日産R382、1993年式スカイラインGT-RグループA、未走行車KPGC110スカイライン2000GT-Rの3台が展示される予定です。
クニさんを偲んで、日産グローバル本社ギャラリーで特別展示が行われているようです。
高橋国光さん 追悼特別展示
http://www.nissan.co.jp/GALLERY/HQ/EVENT/1846
開催期間:2022/03/24(木) - 2022/04/14(木)
■展示車両
・ニッサンR382 23号車(1969年)
・スカイライン2000GT-R レーシングコンセプト(KPGC110型 1972年東京モーターショー出展車)
・スカイラインGT-R グループA JTC・STPタイサンGT-R 2号車 (BNR32型 1993年)
■展示場所
日産グローバル本社ギャラリー内ヘリテージゾーン
日産グローバル本社ギャラリー内に「ヘリテージ(歴史)」をテーマにした新たな常設展示エリアを開設!元日産ワークスドライバーでNISMOエグゼクティブアドバイザー長谷見昌弘氏、日産のモータースポーツ活動を長年率いてきたNISMOアンバサダー柿元邦彦氏を招き報道関係者向に「ヘリテージゾーン」開所式が開催されました。
http://www.nissan.co.jp/GALLERY/HQ/FLOORMAP/HERITAGEZONE/
How Tsuchiya Keiichi became "The Drift King"
https://www.youtube.com/watch?v=rLz3dGVh1og
ケンメリ、箱スカGT-Rが激走。クラシックレーシングカー スカイライン編
https://www.youtube.com/watch?v=zaOzNfDCSvs
NISSAN SKYLINE 2000GT-R Resing consept 73(日産 スカイライン 2000GT-R レーシングコンセプト)from “GINZA NISSAN CROSSING”
https://www.youtube.com/watch?v=2TKUr1NMdhQ
【企業】温故知新!日産ギャラリーに「ヘリテージゾーン」新設
https://www.youtube.com/watch?v=kUW64CA6Ojo