FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ2018 | Ghost Riponの屋形(やかた)

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http://fiadriftingcup.com/news/

国際ドリフト杯は人間が審査! これからのドリフトの審査方法を考える【FIA IDC】

https://clicccar.com/2018/11/12/649795/
11月最初の週末、D1GP最終戦とFIA国際ドリフティング杯(FIA IDC)が東京・お台場の特設コースで、2日連続で行われました。同じ会場で開催しつつ、コースはレイアウトを変えて行い、また審査方法も異なるものになりました。

特に、D1GPはいつも通り機械審査システム「DOSS」を使って単走の審査をしたのに対し、昨年は同様にDOSSを使っていたIDCは、今年はDOSSを使わず、人間主体の審査になりました。

FIAとしては正確性や公平性という観点から、機械審査自体には賛成のようです。しかし、ドリフトをもっと世界的に普及させたいなかで、DOSSはシステム的に各国どこの大会でも採用するにはハードルが高すぎる、という理由と、今回は人間の審査でもできることを見せたかったため、DOSSは使わず、人間の審査で競技を行うことにしたそうです。

とはいえ、FIA IDCで行われた人間による審査方法は、日本で一般的に行われている審査員ひとりひとりが100点法で行う採点とはちがいました。

むしろアメリカを中心に開催されているFormula-Dの採点方法に近いものでした。それは、3人の審査員のうち、ひとりはラインのみを見る「ライン担当」、ひとりは角度のみを見る「角度担当」、もうひとりは、振りの鋭さや姿勢の安定性を見る「スタイル担当」という分業制をとるものです。

3人の持ち点は30点ずつ。それに機械で測定した「車速」のぶんの10点を加えて100点法としました。車速の項目が入っていること以外はFormula-Dを見慣れているひとにはおなじみの採点方法でしょう。

いちばんのちがいは、「ライン審査」があるかどうかです。

以前はD1GPもラインが審査項目に入っていました。しかし、DOSSを導入したときに、「速く、角度をつけて、安定した状態で走れるならばラインはどこを通ってもいいんじゃないか」という考えかたから、ライン審査は廃止されました(ただしコースアウトはD1でも減点されます)。

というわけで、D1GPとFIA IDCでは、まずライン審査の有無がちがったわけですが、見た感じの感想をいえば、やっぱりFIA IDCの審査のようにライン指定はあったほうがいいかな。コンクリートウォールに寄せれば「ウォー!」って思うし、クリッピングポイントをなめていけば「上手い!」って感じがするし。見た目にわかりやすいですよね。

個人的にD1のマンネリ感はDOSSによるもので、ライン審査の廃止に起因していたと気づいた。採点競技は、機械的な審査とは別に、人も審査したほうが良さそうです。やっぱり「ウォー!」が、観客の評価ですから(笑)

今年のIDCの日本勢は、D1最終戦お台場の翌日開催と言うこともあり、マシントラブルでボロボロだったようですが、それを差し引いてもロシアのゴーチャ選手の走りが素晴らしかったと思います。
ロシア勢は、ゴーチャ、アルカーシャ両選手に注目です。

日本語版1~4です↓


2018 FIA IDC 1/4 Opening


2018 FIA IDC 2/4 SOLO run


2018 FIA IDC 3/4 BATTLE run TOP16


2018 FIA IDC 4/4 BATTLE run TOP8

【OFFICIAL】2018 FIA IDC 1/4 Opening【JPN】
https://www.youtube.com/watch?v=3Alm-d3OToQ
【OFFICIAL】2018 FIA IDC 2/4 SOLO run 【JPN】
https://www.youtube.com/watch?v=hVka8a1Z-x8
【OFFICIAL】2018 FIA IDC 3/4 BATTLE run TOP16 【JPN】
https://www.youtube.com/watch?v=aGWV_RnPLL0
【OFFICIAL】2018 FIA IDC 4/4 BATTLE run TOP8 【JPN】
https://www.youtube.com/watch?v=tCAB6qt8_R8


FIA Intercontinental Drifting Cup 2017
http://www.d1gp.co.jp/03_sche/gp2017/idc2017/idc2017_repo.html
世界初のFIA公認のドリフト大会として13ヶ国から24名の選手が参加したFIAインターコンチネンタルドリフティングカップ(略称:FIA IDC)。日本代表として参加したのは、藤野秀之、横井昌志、川畑真人、齋藤太吾の4名だ。

結果、単走での総合優勝は齋藤太吾となり、FIAインターコンチネンタルドリフトカップの総合優勝は川畑真人に決定した。