シリアでの人道援助物資の車列を攻撃したのは、米国の無人機Predatorの可能性 | Ghost Riponの屋形(やかた)

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米国はシリアで打ち損じた:ペンタゴンは悔やみ、ダーイシュ(IS)は侵攻する
2016年09月18日 Sputnik 日本
http://jp.sputniknews.com/middle_east/20160918/2788196.html
デリゾール周辺のシリア軍に対する国際「対ダーイシュ(IS)連合」の17日の攻撃により軍人62人が死亡、約100人が負傷した。

連合の航空機は土曜、4度空爆を行った。米国防総省によると、彼らはダーイシュ拠点を空爆していると確信していたが、ロシア軍が誤爆を報じると、作戦を停止した。空爆直後、イスラム主義者らは攻勢に転じた。

ヴィタリー・チュルキン・ロシア国連大使は、米国は政府軍攻撃にとっては奇妙な時間を選んだ、彼らが撃ち損じたとは信じにくい、と述べた。

ロシア議会上院国防・安全保障委員会第一副委員長フランツ・クリンツェヴィチ氏は、米国率いる国際有志連合がシリア政府軍に対し行った攻撃は、ジュネーヴにおける露米合意を脅かす、と述べた。

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官はさらに強硬な声明を出し、政府軍空爆によりホワイトハウスがダーイシュを擁護していることが示された、と述べた。


シリア外相、米と有志連合は「イスラム国と共犯」 国連演説
2016年09月25日 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK24H0R_U6A920C1000000/
 【ニューヨーク=高橋里奈】シリアのムアレム外相は24日、国連総会の一般討論演説で、米軍主導の有志連合による17日のシリア政権軍拠点の空爆は「誤爆ではなく意図したものだ」と指摘、「可能な限り最も強い言葉で非難する」と訴えた。「この卑劣な侵略行為は明らかに米国と有志連合が過激派組織『イスラム国』(IS)とその他の武装テロ組織と共犯であることを証明している」とまくし立てた。

 有志連合は17日にシリア東部デリゾールで空爆を実施し、シリア政権軍の拠点を攻撃したとされる。米ロが合意した一時停戦が12日に発効していたが、ロシアが支援する政権側と欧米が後押しする反体制派の対立は収まらなかった。

 またサウジアラビアとカタールがシリアに最新鋭の武器や数千人規模の雇い兵を流入させ、「あらゆる方法でテロを支援している」と非難。トルコも「国境を開いて世界中から数万人のテロリストを送り込んでいる」と訴え、対決姿勢を隠さなかった。

 ムアレム外相は5年以上続く内戦と人道危機を終わらせるため、政治的解決に前向きな姿勢も示した。

米国 シリア軍への空爆に対しアサド大統領に謝罪
2016年09月24日 Sputnik 日本
http://jp.sputniknews.com/politics/20160924/2815442.html
ロシアのラヴロフ外相によれば、米国は、シリア軍部隊への空爆に対し同国のアサド大統領に謝罪した。
ラヴロフ外相は、デリゾール地区での空爆に対し米国はシリア大統領に謝罪したかとのジャーナリストの質問に答え「ダー(イエス)、謝罪した」と答えた。


解説と言うか答えと言うか↓


アメリカは、なぜシリア停戦を潰さざるを得なかったのか Finian CUNNINGHAM ほか
2016年09月23日 さてはてメモ帳 Imagine & Think!
http://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/870b835f07e01ad2c72b071e0aae5750
先週末、デリゾール[Deir Ezzor]近くのシリア軍基地に対する、アメリカが率いた空爆は、きわめて残忍な意図的妨害活動行為だと結論づける確かな理由がいくつかある。一つの極めて強力な理由は、ペンタゴンとCIAは、アメリカ国務長官ジョン・ケリーと、ロシア外務大臣セルゲイ・ラブロフがまとめた停戦計画を潰すために行動せざるを得なかったことだ。

既に脆弱な停戦を破綻させるという抑えがたい欲望は、停戦計画が、シリアに対するテロリスト代理戦争へのアメリカの体系的関与を、耐えがたいほど暴露してしまうせいだ。

それだけでなく、暫定的停戦は、アメリカ政府内で戦争推進の責任を負っている連中をも暴露していた。ペンタゴンのトップ、アメリカ国防長官アシュトン・カーター[Ashton Carter]は、ジネーブで、週末の9月9日、ケリーが、ロシアのラブロフと停戦計画をまとめようとしていた際、ジョン・ケリー国務長官と激しく戦ったと報じられている。

間違えたフリして、意図的にシリア軍を攻撃、ISIS団を助ける米軍主導の有志連合。
リスクを知らなかったフリして、巨額の損失を出してもノウノウと仕事を続ける連中、瓜二つですね。


現在、上の作戦が速攻暴かれ形勢が悪いので、ロシア辱め作戦に移行中か↓
西側の偽報道と責任なすり付けパターンは、ウクライナ東部ドネツクでのマレーシアMH-17便撃墜事件を思い出す。
事件の規模が、最近は縮小しているようにも見えるが・・・



ロシア外務省報道官 米軍人が、シリアに関し国務省と反するデータを暴露
2016年09月23日 Sputnik 日本
http://jp.sputniknews.com/politics/20160923/2810562.html
ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官によれば、シリア北部アレッポ地区での人道援助物資輸送隊に対する攻撃にロシアが関与した証拠はないと述べた米国軍人の見解は、ケリー国務長官の見方に反すると指摘した。

木曜日、軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は「米軍は、アレッポ地区での人道援助物資輸送隊に対する攻撃にロシアが関与していたとの事実はないと考えるが、ロシアにはこの攻撃に対する責任があると捉えている」と述べた。

これに対しロシア外務省のザハロワ報道官は、 Facebookの自身のページに「何という事でしょう!彼らは、自分の国の国務長官を何だと思っているのでしょう!!!彼は昨日、国連安保理事会の場で、出席者全員を、アレッポでの事件はロシアの仕業だと納得させようと試みたばかりなのですよ」と書き込んだ。

月曜日から火曜日にかけての深夜、シリア赤半月社と国連人道機関の合同トラック輸送隊は、アレッポ地区で銃撃を受けた。



ロシア国防省:シリアでの人道援助物資輸送隊の近くに米国の無人機
2016年09月23日 Sputnik 日本
http://jp.sputniknews.com/politics/20160923/2810732.html
ロシア国防省スポークスマンのイーゴリ・コナシェンコフ少将は「ロシアには、9月19日、輸送隊がアレッポ地区を移動中、米国の無人機Predatorが上空を飛行していた事をはっきり裏付ける客観的な監視データがある」と伝えた。

木曜日ダンフォード統合参謀本部議長は「米軍は、ロシアがアレッポ地区での人道援助物資輸送隊攻撃に関与していたことを裏付ける事実を持っていないが、この攻撃に責任があるとみなしている」と述べた。

コナシェンコフ少将は、次のように伝えている-「米軍統合参謀本部議長とは異なり、我々は『事実』をつかんでいる。つまりアレッポ上空の状況を客観的に監視するデータだ。これらの事実は、トルコのインジルニク基地から飛来した米国の無人攻撃機Predatorが、ウルム-アル-クブル村近くを走行中だった輸送隊の上空に存在したことを、全く明白に確認している」。



支援物資を運んでいた車列を攻撃したのは米軍の同盟国が飛ばしたドローンだという分析に説得力
2016年09月25日 櫻井ジャーナル(つぎはぎ引用)
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201609250000/
アメリカのジョン・ケリー国務長官はシリア領空をロシアとシリアの航空機が飛行することを禁止、その一方でリビアと同じようにアメリカが主導する連合軍がシリア政府軍を空爆できるようにしようと提案、失笑を買った。

こうした主張をアメリカ政府が主張する切っ掛けになった出来事が9月19日にシリアのアレッポで起こっている。国連の車列が攻撃されて12名が死亡したのだ。アメリカ政府は例によって証拠や根拠を示すことなくロシアやシリアを批判したわけだが、いつものようにその主張は早くも崩れ始めている。

攻撃の状況はアメリカ側が不利。シリア政府軍と国連の関係は悪くない上、車列は政府軍が支配している地域を通過していた。その車列をロシアやシリアが攻撃する理由が見当たらない。それに対し、侵略軍は攻撃の数日前に国連の行動を批判していた。

また、爆発の瞬間を撮影した映像の分析からアメリカ製の攻撃用ドローン、プレデターから発射されたヘルファイアー・ミサイルではないかという見方が出ている。

Syria: Footage shows attacked aid convoy being followed by militants
https://www.youtube.com/watch?v=8-1a8-PXNrw


ロシア国防省は車列の横を迫撃砲を引いて走る車両の映像を公表したほか、トルコのインシルリク空軍基地を飛び立った攻撃用ドローンが空爆の頃に車列の上空を飛行していたことを示す証拠を持っていると発表しているので、符合する。

Strike on Syria Aid Convoy Killed 20 Civilians
https://www.youtube.com/watch?v=HQnKEhHb4Iw


ロシアやシリアがケリーの提案を受け入れるはずはなく、多くの人はこの提案を「冗談」と受け取ったようだ。アメリカがこのプランを強行したなら、ジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長が上院軍事委員会で語ったように、ロシアやシリアと戦争になる可能性が高いのだが、それでも設定したいと考えているのがジョン・マケイン上院議員のようなネオコン/シオニスト。

本ブログでは何度かしてきたが、NATOは関東軍化している。例えば、NATO欧州連合軍最高司令官だったフィリップ・ブリードラブ米空軍大将は2014年11月12日にロシア軍兵士と戦車のウクライナ侵攻したという偽情報を発信、彼の下で副最高司令官を務めたイギリス陸軍のリチャード・シレフ大将はロシアの周辺国で軍事力を増強してロシアを威圧するべきだと主張、またイギリスのマイケル・ファロン国防相は軍事的緊張の高まりをロシアに責任を押しつけている。


また、悪さしているのお前らか!と言う、いつものパターンですね(笑)

これから帝国がどのように崩壊していくのか、見物させてもらいましょう。



歴史を変えたラブロフ外相: '停戦' はインチキ、今後の '一方的対策'は拒絶する [ビデオ]
2016年9月25日 マスコミに載らない海外記事
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-08ce.html
アメリカ政府との交渉が無意味であることを、ついに悟ったロシア
2016年9月25日 マスコミに載らない海外記事
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/09/post-1d04.html