「東大話法に騙されるな」東大話法20の法則 安冨歩(やすとみ あゆむ)東大教授 | Ghost Riponの屋形(やかた)

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安冨 歩 著 『原発危機と「東大話法」 ‐ 傍観者の論理・欺瞞の言語 ‐』
【内容紹介】
福島第一原発事故に大きな衝撃を受けた著者は、その後の国や東京電力の対応、そして一般の人々のふるまいに唖然とする。いったい原発で何が起こっているのか、事故はどの程度のものなのか。放射能はどこまで広がったのか。いっこうに情報が出てこない。枝野官房長官は「ただちに影響はありません」を繰り返すばかり。多くの人たちは、放射能がまき散らされたのを知っても、パニックにもならず、以前と変わらぬ生活を送っているように見える。いったいこれはどうしてなんだ!そこから著者が感じたのは、現代日本人と原発との関係は、戦前の日本人と戦争との関係によく似ているということ。勝ち目のない戦争を続け、原爆を投下されてもなお戦争をやめることのできなかった戦前の日本と同様の何かがあるのではないか。そう感じ、そのような視点で日本社会を眺めてみると、そこに共通して浮かび上がってきたのは欺瞞的な言語体系だった。

社会が暴走を始めるとき、きまって言葉の空転が起こるというのは、著者がこれまでの研究で確信していることで、今回の福島第一原発事故でも同様に、欺瞞的な言葉があふれだした。そもそも、欺瞞的言語は、原子力を推進する側が多用してきたものであり、原子力は安全と言い換えられ、事故は起こらないとされ、それを私たちが信じてきた結果、今回の事故が起こったのだ。あれほどの事故後も、その欺瞞的言語は使われ続けた。

その欺瞞的言語体系の代表が「東大話法」である。もう二度とあのような事故を繰り返さないためには、欺瞞的言語と決別しなければならない。そのような問題意識のもとで、著者が欺瞞に満ち溢れたと思われる原発をめぐっての言説を取り上げ、徹底解析。御用学者の発言や東大話法を駆使する池田信夫氏のブログを検証し、欺瞞的言語の悪質性を明らかにするとともに、欺瞞的言語を生みだす日本社会の構造を明らかにする。

☆「東大話法」とは?

日本社会に蔓延する代表的な欺瞞的言語体系を支える重要な話法の1つ。詳細は規則一覧を参照。最近では、原子力を推進し、大事故が起こってもなお、原発維持を貫こうとする人たち、脱原発指向を小馬鹿にする人たちによく見られる。東大に限定されるわけではないし、東大に関係のない多くの人も使用。ただ、東大という権威を利用すると、その威力は倍増する。

【著者紹介】
1963年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。京都大学人文科学研究所助手、ロンドン大学政治経済学校(LSE)滞在研究員、名古屋大学情報文化学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、東京大学東洋文化研究所准教授、2009年より同教授。博士(経済学)。著書に、『「満洲国」の金融』『貨幣の複雑性』(以上、創文社)、『複雑さを生きる』(岩波書店)、『ハラスメントは連鎖する』(共著、光文社新書)、『生きるための経済学』(NHKブックス)ほか。

ぎ‐まん【欺瞞】[名](スル)あざむくこと。だますこと。「―に満ちた言動」「国民を―する」


東大話法 20の法則 安冨歩(やすとみ あゆむ)・東大教授
http://blogs.yahoo.co.jp/erath_water/63549360.html
○規則1:自分の信念ではなく、自分の立場に合わせた思考を採用する。
○規則2:自分の立場の都合のよいように相手の話を解釈する。
○規則3:都合の悪いことは無視し、都合のよいことだけ返事する。
○規則4:都合のよいことがない場合には、関係のない話をしてお茶を濁す。
○規則5:どんなにいい加減でつじつまの合わないことでも自信満々で話す。
○規則6:自分の問題を隠すために、同種の問題を持つ人を、力いっぱいに批判する。
○規則7:その場で自分が立派な人だと思われることを言う。
○規則8:自分を傍観者と見なし、発言者を分類してレッテルを張り、実体化して属性を勝手に設定し、解説する。
○規則9:「誤解を恐れずに言えば」と言って嘘をつく。
○規則10: スケープゴートを侮蔑することで、読者・聞き手を倒喝し、迎合的な態度を取らせる。
○規則11:相手の知識が自分より低いとみたら、なりふり構わず、自信満々で難しそうな概念を持ち出す。
○規則12:自分の議論を「公平」だと無根拠に断言する。
○規則13:自分の立場に沿って、都合のよい話を集める。
○規則14:羊頭狗肉。
○規則15:わけのわからない見せかけの自己批判によって、誠実さを演出する。
○規則16:わけのわからない理屈を使って相手をケムに巻き、自分の主張を正当化する。
○規則17: ああでもない、こうでもない、と自分がいろいろ知っていることを並べて、賢いところを見せる。
○規則18:ああでもない、こうでもない、と引っ張っておいて、自分の言いたいところに突然落とす。
○規則19:全体のバランスを恒に考えて発言せよ。
○規則20:「もし○○○であるとしたら、お詫びします」と言って、謝罪したフリで切り抜ける。


すばらしい分析。
姑息さが解りやすい。
これはねえ・・・病気です(笑)
治らなければ隔離です。
藤原直哉氏も「危険な文化」と警笛を鳴らしています。
感染しないように、気を付けたいものですね。
メモ。



藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2012年3月28日 
改めて組織文化の問題(音声ファイルmp3)

http://www.fujiwaranaoya.com/leader120328di.mp3



神保哲生 「東大話法」 2012.02.07
http://www.youtube.com/watch?v=M5lj67ZVa7I

職業化した大学教授の客観めかした話法。その頂点が東大話法なの­だろう。その根底にあるのは、どうでもよい業績の集積、無責任と­自己保身。でも専門用語で荘厳化されているので見破るのは至難。­
tenten7771

国民を幸せにしない日本というシステムの根幹を支えているのが東­大話法。言葉というのはとても大事。冷温停止状態なんて言ってる­と自分自身もその言葉に囚われてしまい、すべてのものを腐らせる­。
御用学者以上にロクでもない官僚の天下るために原発が存在してる­というこであり、それを支えているのも東大話法。
naokoro299

東大に限らず、権威と実力が乖離している人間ならかなりの確率で­使ってますよね。
ytbflcn

良心の欠如
naokoyoji

[サイズは大きいが音声のみ]