HONDA二輪車用低燃費エンジン/125ccスクーター用エンジン | Ghost Riponの屋形(やかた)

Ghost Riponの屋形(やかた)

 お気に入り動画の整理&保管庫

$Ghost Riponの屋形(やかた)

耐久性・静粛性と燃費性能を高めた125ccスクーター用エンジンを開発 -スクーターのグローバルモデルに搭載-
http://www.honda.co.jp/news/2011/2110926a.html
=新型エンジンの主な特長=
●低フリクション技術を多岐にわたって採用
・ ピストンとシリンダーの摺動によるフリクションを低減させるオフセットシリンダー
・ CAE解析により徹底的に軽量化を図ったピストン
・ シリンダースリーブの外表面に細かな突起処理を施したスパイニースリーブを採用し、オイル消費を低減するとともに冷却性を向上
・ ロッカーアームシャフトに、フリクションを低減させるシェル型ニードルベアリングを採用
・ ローラーサイズの小型・軽量化と、カムプロフィール、バルブスプリング荷重の最適化
・ ラジエーターに冷却効率の高いコア(現行モデル比約1.5倍)を採用。これにより、ラジエーター背面にある冷却ファンを小型・軽量化するとともに、フリクションロスを約30%低減
・ ミッション室各部の改良によって、現行の125ccエンジンと比較して、ミッションオイル容量を25%減らすことでオイル攪拌ロスを低減
・ ミッション部の3軸を受ける各ベアリングは、負荷荷重に合わせてそれぞれ専用設計し、最適な仕様とすることでベアリング内部の転がり抵抗を低減。フリクションロスを現行エンジンと比較して約20%低減(50km/h走行時)

●優れた燃焼効率
・ 125ccスクーターの実用域のトルク特性を重視したエンジンに適した燃焼速度や冷却性を考慮したコンパクトな燃焼室設計
・ 吸気ポートと燃焼室のつながりを、混合気の流れを阻害しないよう滑らかな形状とした新設計の吸気ポート
・ 燃焼室を効率的に冷却するウォータージャケットや高効率のラジエーターなどによるノッキングタフネスの向上による最適な点火時期の設定

●知能化された電子制御式ACGスターター
・ セルフスターターとダイナモ(発電機)を兼用する電子制御式ACGスターターによるスムーズで静粛性の高い上質な始動と先進のアイドリングストップ・システムの実現
・ 知能化された電子制御により、発電時のフリクションを低減し低燃費を実現
・ エンジン停止後に再始動しやすいように、クランクを吸気行程前に戻すスイングバックを電子制御するとともに、始動時の圧縮圧力によるクランキング抵抗をデコンプ(減圧)機構によって低減

●優れた伝達効率
・ ワイドレシオのVベルト式無段変速機構<Vマチック>には、新開発の高弾性ゴムのドライブベルトを採用。耐久性の向上とともにベルトにかかる側圧を最適化し、効率良く駆動力を伝達することで低燃費と静粛性を両立

水冷かよ。



技術説明。解説は、開発責任者の本田技術研究所-/土屋粒二氏。

HONDA二輪車用低燃費エンジン/125ccスクーター用エンジン
http://www.youtube.com/watch?v=slAYWkxACPQ
HONDA二輪車用低燃費エンジン/125ccスクーター用エンジン技術説明
http://www.youtube.com/watch?v=m75sHKI84vE