ヤマハは、スーパーバイク”Yamaha YZF-R1″を2012年モデルとしてモデルチェンジを行う。
2012モデルのYZF-R1は、フロントライトとフェアリングの下部のリデザイン、スムーズなパワデリバリーとミッドレンジのパワーを増強するためにリマップされたECU、新形状のエキゾーストのヒートシールドとエンドキャップ、MotoGPレースマシンにインスパイアされたトップヨークの採用など、2009年から販売される現行モデルの小変更程度にとどまっている。
しかし、特筆すべきは新たに装着された6ステップ（米国では7ステップ）のトラクションコントロール（Traction control system：TCS）であろう。トラクションコントロールシステムは、ライバルである”BMW S1000RR”や”Kawasaki ZX-10R”などにも既に装着され、また2012年型としてモデルチェンジする”Honda CBR1000RR”にも設定されると言われており、近年のスーパーバイクカテゴリーではデフォルトの装備となりつつあるため、今回のモデルチェンジで採用したのは当然の選択と言っていいだろう（ちなみにヤマハは、1997年に販売した”Yamaha DT230 Lanza”に、既にトラクションコントロールシステムを採用していた）。
なお、998ccのクロスプレーンクランクシャフトが特徴の水冷4気筒エンジンなどの基本的なメカニズムには変更は無い。
赤と白のレースのカラーリングを持つヤマハ世界GP 50周年記念モデルも用意される2012年モデルのYZF-R1は、欧米市場では2011年10月にリリースされる。
インターカラー、黄色も良いが赤色も良い。
最近のヤマハは、アクラポビッチみたいね。
Yamaha Motor Corp., U.S.A. unveiled its 2012 R1 motorcycle on Sept. 14 during the West/Northwest regional dealer meeting at the Hard Rock Hotel in Las Vegas. Two-time AMA Superbike champion Josh Hayes joined the company in introducing the new model.
Yamaha reveals 2012 R1
http://www.youtube.com/watch?v=x4PqUzgIy7s
2012 YZF-R1 intro
http://www.youtube.com/watch?v=jM2fVhY-MKI