カリフォルニア州財政破綻問題 | Ghost Riponの屋形(やかた)

Ghost Riponの屋形(やかた)

 お気に入り動画の整理&保管庫

Ghost Riponの屋形(やかた)


カリフォルニア州財政破綻問題


日本では、地方自治体の財政赤字が総予算の20%を上回った時点で、
財政再建団体に指定され、破産宣告される
。以前の記事でも紹介したが、
これと同じ基準をアメリカの州に適応すると、財政破綻がどれほど深刻
なのかが良く分かる。

ネバダ州38%
アリゾナ州が28%
ニューヨーク州が24%
カリフォルニア州が22%

つまり、夕張市を上回る破綻が州単位で発生しているということだ。
これを見ると、破綻の程度でカリフォルニア州を上回る州が、いくつも
存在していることが分かる。

州発行の借用書


すでに日本でも報道されているが、財政破綻状態のカリフォルニア州は、
契約企業への支払いや州政府職員の給与の支払いなどのために、借用
書を発行して対応している。借用書には3.75%の利子が付き、支払い
期限は10月2日である。

カリフォルニア州は92年にも同じような借用書を発行した。このときは州内の
ほとんどの金融機関は借用書の現金化に応じたので、州政府の借用書による
支払いは大きな混乱を引き起こさなかった。

だが、今回は様子がかなり異なる。バンクオフアメリカは、借用書の現金化は自行の
顧客に限り、それも新年度の予算案が早期に成立しなければ、現金化は7月3日から
10日までの一週間に限ることとした。このバンカメの方針に、州内の他の大手金融機関
もすべてしたがう方向であるという


連鎖倒産と差し押さえの増加

もし7月10日を過ぎても新予算案が成立しなかった場合、借用書の現金化は行われない
ことになる。州政の職員や契約企業は借用書による支払いを受けているため、金融機関に
よる現金化の停止は、企業の連鎖倒産や、住宅ローンの支払いができなくなった州政府職員
の住宅差押え件数の増大に結び付く可能性がある。

ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ
http://ytaka2011.blog105.fc2.com/blog-entry-132.html

転載終わり


全然関係ありませんが、同時に書かれている、ミステリーサークル解読の話も面白そうですよ。
しかも、太陽の巨大フレア(CME)の警告なんて・・・

米国カリフォルニア州のGDPは5位のフランスに次ぐ規模で、世界6位の中国、7位のイタリアより
大きく、カリフォルニア国という独立した大国と見た方がよいかもしれない。
つまり、世界第6位の国が逝くという事ですね。夕張とは規模が違う(笑)
経済崩壊の対処法?ないよ(笑)シートベルトするくらいじゃないかな・・・(笑)
まあ、崩壊と同時に、自分の所有しているあらゆるモノが、蒸発してなくなる訳でもないし、
とりあえず、食料や生活必需品の入手にてこずりそうだから、その備蓄と現金を置いておくことくらいかねえ?
(冬なら、暖房用のエネルギーも追加)
壊れたらそれを教訓に、もっと良いシステムを創ればよいです。
仕事もシステムが新しくなれば、生まれますよ。


Ghost Riponの屋形(やかた)
失業の比較(米国内)
青 : 1990年景気後退
赤 : 2001年ITバブル崩壊
緑 : 現在
今回の経済危機が、ただの景気後退ではないことがわかると思います。
株価回復と日本国内の景気底打ちのニュースは、衆院の選挙対策でしょう。
どうも、年金資金で買い支えていると言ううわさ。