Big brembo(ビックブレンボ) | Ghost Riponの屋形(やかた)

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今回は、ブレーキ キャリパーの話。

キャリパーと言ったら、ブレンボだな。
とりあえず、金色でゴージャス(笑)
レーサーでの装着率も高く、有無を言わせぬ説得力がある。
ポルシェや日産GT-Rも、ブレンボと共同開発した専用品。
今や高性能ブレーキの代名詞。 いつかは、ブレンボ(笑)
でも、K・シュワンツが、ロッキードを絶賛していたのは、内緒ですよ(古いけど)
Z乗りにも無骨さが好まれて、ロッキード、特に旧タイプを付ける人が多いですね。

以前書いた、桜井ホンダのNISSINキャリパー等は、市販されていないので
手に入る高性能となると、今の所、ブレンボしか無いように思う。
高いけどね・・・

ちなみに、ラジアルマウントは、フォークボトムのデザインが美しいとは思えないので、
僕は、未だに、旧タイプの取り付け方法(40mmピッチ)のほうが好きですね。
100歩譲って、レーサー系なら、まだ容認しますけど、ネイキッドには合わないと思う。


画像のキャリパーは、ビックブレンボキャリパー(40mmピッチ) メカフェチには、たまらない一品である(笑)
Ghost Riponにかかれば


簡単に、ビックブレンボの説明をすると、
2ピースの締結ボルト4本と、ピストンは、おそらく6-4チタン合金製(Ti-6Al-4V)です。
ピストンのオイルシール面は、金色にコーティングされてます。
ピストンに、モノブロックに見られる軽量穴(冷却穴)はありません。
パットピンも、チタン合金製ですが、これもモノブロックと異なり、金色にコーティングされてません。
それらの微妙な差が、価格差と思われます。
パットが別売りで、ブレンボ純正の焼結だと1枚8,000円(1キャリパーで2枚必要)するので、
最初から、メタリカなどの社外品を買った方が、お徳だとの話です。(性能は大差なし)

性能やグレードは、下を参考に(性能&価格:高→低)
モノブロック(36/32)>> ビックブレンボ(36/32)>>越えられない壁>> レーシング(34/30)>> キャスト(34/30)
※カッコ内の数値はピストン径mm(全て異型対向4pot)

*モノブロック&ビックブレンボ  :  パットとオイルシールが共通。専用ディスクローター指定(6mm厚)。
*レーシング&キャスト      :  パットとオイルシールが共通。ディスクローター指定なし。

と言うように、各キャリパーには共通点があり、ワークスの効きを低出費で体感したい場合は、
選択が、ビックブレンボになるかなあ。 これは、ラジアルマウントでも共通。
※パットの当り面が狭いタイプでないと、あの強烈な効きとコントロールは体感できないと思う。
  挟む力が強力でローターが歪むため、剛性が高く、熱容量の大きい、ぶ厚い専用ローターが指定だと聞きました。
  残念ですが、ビックブレンボの効きに比べると、レーシングは軽さと見た目だけです。


ドゥカティ998F02(bremboロゴの大きい初期の2ピース) やっぱり、ラジアルマウントでない方が好みだな
Ghost Riponにかかれば

性能は、2ピースでも、モノブロックがでるまでは、上記画像のドゥカティワークス998F02でも使われていたので
まったく不満はないと思います。
それにしても、916系のレーサーは美しい。うっとり(笑)


気になる、重さは
パットあり : 900g(メタリカ)
パット(PFC) : 201g
なので、本体は大体700gでしょう。
(ステン・ストレートアダプタ付き)
本体が大きく、ピストンがアルミより重いチタンなので、がんばってると思います。
モノブロックは、650g位と記憶してます。
(推定700gは、アダプタ付き重量なのでもう少し軽いかも)

Ghost Riponにかかれば

Ghost Riponにかかれば


ちなみに、比較用に測定した旧レーシングは
使ったパットあり : 738g(アルミ・ストレートアダプタ付き)
ピストンは、アルミ合金製。締結ボルトは、ステンレスに交換。
新しいレーシングで、本体600gというのは嘘ではなさそうですね。
(下の画像)


【 ビックブレンボ装着について 】
ピストンが大きいので、マスターシリンダ(サイズ)の選定が、気になると思いますが、
全く同じφ19×18のラジアルマスターで、ドゥカ純正キャスト(34/30)と比較して、
ビックブレンボ(36/32)の方が、なぜかタッチが良く(硬く)なります。
それほど、剛性が高いという事なのだろうか?
※もちろんダブルディスクです。

ちなみにモノブロックは、さらに握り込んだ奥でのコントロール(タッチとパット離れ)が、ダイレクトだと
聞きました。 そこまでの性能を求めなければ、2ピースで十分だそうです。

パスカルの原理で計算すると、どう考えてもタッチが柔らかくならないと、つじつまが合わないの
ですが、組むとそうはなりません。
確か、6potキャリパーも同じような結果になりますね。
ゆえに、ラジアルマスターφ19×16の存在理由も理解できます。

ちなみに、φ19×16の後ろの数字16は、レバーピポットからプッシュロッドまでの距離(mm)なのですが、
輸入元に聞いた話、16→18のように、2mmでしたら、違うレバーを付けても大丈夫だとの話です。
僕は、当時、削出しが欲しくてφ19×16にしたのですが、タッチが柔らかく18のレバーに、
付け替えて現在使用してます。特に問題はありません。
※クラッチは、ストロークが多いので、問題がでるかもしれません(試してない)

使用に当たっては、レース用でダストシールがないので、走行後の清掃はマメに行う必要があります。
締結ボルト等、チタン合金ボルトは、指定トルクで締めてもクロモリやステンに比べ伸びが少なく、
振動でゆるみやすいです。
その為、走行前後のチェック、マーキング、増し締め、ワイヤーロックのいずれかが必須になります。


ブレンボについては、みなさん興味あるようで、良く質問されるので書きました。
装着を検討している方は、参考にしてみてください。

Ghost Riponにかかれば