さて、知らぬ間に梅雨らしさも抜けてゆき、外に出れば夏真っ盛りといった風合いで
ここから八月九月と恐ろしく暑い頃をまた過ごさねばならんのかと
たっぷり憂鬱になるこの頃ですが。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私はそこそこ元気なままでやっております。
この外気の熱にかまけて今日は珍しく楽器の話でもしようかと思いますね。
つい先日私の素敵な生徒様が自分のスネアを買ったよと見せてくれました。
それはこの六月いっぱいで現行ラインをほぼ廃盤にしたヤマハのスネアでした。
(スネアというのは小太鼓の事で、元来裏に張り付いている響き線(スナッピー)のことを指してスネアというんです。ですからスネアが着いたドラムということで正式名称はスネアドラムといいます。)
素材はメイプル(楓の木ですね)で実に、爽やかでオーソドックスな最初の一台としてはベリーベストな代物だねえと褒め称えていたのですが、ケースから出してビックリ。
これが実に熱い。焼きたてなの?と聞いてしまったほどです。(スネアは焼いて出来上がるクッキーのようなものではありません念ノ為。)
聞くと、車の中にずっと積みっぱなしだったので、とのお答え。
んにゃあ、良くない。そりゃあちょっとやそっとの事でガタがくるような製品ではないでしょうが
ドラムも楽器。ミュージシャンに取って楽器は命。命は丁寧に扱って然るべきものです。
春や秋などのちょうどいい気候の時ならまだしも、夏や冬などの使用される場所と外気に明らかな温度差が出る頃に車の中に放置というのは頂けません。
まだしも、とはいいましたが個人的には車の中に楽器放置はどんな季節でもできません。心配で心配で夜も眠れませんから。
せっかく初めて買った自分の楽器ですから、思う様愛を以て接してあげないといけません。
楽器は自分を映す鏡でもあります。しっかりと状況を整えて日々を大事に生きて、そして日々ナイスな演奏を自分の楽器と共にやっていけると、こんな素敵な事は無いですね。
その為には、まず楽器を大事に扱う事です。
そんなことで。夏の暑い時期は特に木でできた楽器の取り扱いにご注意。といったお話でした。
ではまたそのうち。あでゅー。