何年か前、ハービーハンコック率いるHead Huntersのベーシスト、Paul Jackson氏と一年間ベーシストのためのクラスを持ったことがあるんですが、
彼がその時に言ってた「本音と建前」という言葉を最近思い返して感銘を受けています。
例えばシンガーソングライターの後ろでドラムを叩いている時と、ジャズやファンク系インストを演奏している時。
演奏中の心持ちはほとんど一緒ですがほんの少し違うとすれば、やっぱり本音と建前の割合かなぁと思います。
とはいえ演奏は全て本音なんですが。
数多く色んなシンガーさんと関わると自分と全然違う観点で音楽をやってらっしゃる方ももちろんおられるわけで。
そういう人との相互性というのは始めからあるわけではなく、やっぱり建前的付き合いから入ります。
いつしか本音で話し合えるようにはなりますが、出会い頭いきなりの本音はちょいと面食らいますね。
音楽の中とはいえど人間関係ですからね。
でもこれも自分が自分であるスタンスというのを持っていれば簡単に越えられる問題だと思ってます。
なかなか難しいし、僕の性格上けっこう人見知るので本当はささやかに演奏してたい瞬間もありますが、
おこがましくも全体を照らす存在と自分を位置付ければ自然と在り方に準じた演奏が出来ますね。
ドラマーの仕事はバランスだと思ってます。
そのバランスを失えば音楽は壊れてしまいますね。
人間関係と同じですねー。
本音と建前ってば難しい言葉ですねぇ。
自分という人格で音楽やると全部映り込んでしまいます。
ともすれば怖い事ですが。だからこそ面白いし、そうじゃないとやる意味って無くなっていくと思います。
だからこそ、一生かけて挑戦する甲斐もあろうというものです。
まぁ、夢見がちですが笑
